ちょっとだけ仕事の話。
(A)介助の必要な人(障害者)と食事を楽しむためにはどうしたら良いのか。一般的には食事介助をしながら介助者(家族や友人など)も食べるということになる。
あるいは
(B)食事介助の必要な人が自立生活(一人暮らし)をするためにはどうしたら良いのか。ヘルパーさんが来た時に食べさせてもらうことになる。
もっと他にもあるはず。例えば、食事介助ロボットの活用。
「食事介助をロボットにさせるなんて!」と多くの反発があるのは事実。
でも、(A)という場面では、誰かが介助をしなければならないし、介助しながらの食事では「楽しむ」という気分にはなかなかなれない。(B)の場面では、障害者自立支援法によって必要なサービスを選択できるようになったが、利用時間の上限が設定され必要なサービスが受けられない(つまり、毎食の食事介助は不可能)という状況。
ゼミの学生(1名は電動車いすに乗った障害学生)にお願いして、(A)を実践してみた図。約30分で彼のお母様特製弁当を完食。ひじきや春巻きなどもしっかりとつまんで口まで運んでくれます。しかし、まぜご飯はちょっと苦手かな。ぽろぽろと落します。
力強いロボットアームは頼もしいけど、「優しい彼女的なアームが良いんだけど」と彼の弁。
ごちそうさまでした。
最後の1行は、受けました。
でも、人に食べさせながら、食事を楽しむって、難しいことか? 人に食べさせるって、集中力がいるのかな?
当事者には、分かりにくい感覚かもしれませんね。
アームがいかにも「ロボット」ですので、ジョークグッズにある「彼女の膝枕」(膝の部分だけのクッション)とか、女性の車での護身用にある男の腕だけみたいなかんじでアームの部分の外装にシリコンかなんかで作ったら楽しそう。
バリエーションをつけて「吉永小百合のあ~ん」(古いか)とか「ほしのあきのはい、ごはん」とかそうゆう遊び心のネーミングは絶対必要だと思うけどなぁ~
ATAC参加のため大津の宿から
いさむ@Calif さん>
一対一の食事介助をしながら自分も食べるというだけであればそんなに苦労はしませんが、複数人で会話を楽しみながら食事を摂るというのは、議事録を取りながらディスカッションに加わるという状況に似ていると思います。
何かがおろそかになりますよね。自分が食べないか、話についていけないか、介助を忘れるか。。。
私の場合、介助を忘れます(^^;
montyさん>
あ、京都かぁ。。。紅葉見物ができて良いなぁ。しかし、大津ってことは京都市内には泊れなかったってことね(-_^)
合成音声で「あ~ん」ってのも受けるかも。。。でも、毎回では飽きるな。