毎年、寒くなってくると作り始めるのがベーコンなどの薫製(温薫)です。以前はアルミ製の薫製作り専用のスモーカーなるものを利用していました。
しかし、大きな肉を入れることができないのと、掃除が結構大変なので使い捨てのできる段ボール箱を利用しています。もちろん、1回限りで捨てるのではなく、先日捨てた箱は2年ほど使っていました。
まず、平なところにレンガなどを敷き、段ボール箱を縦長に設置します。箱の底(下)には炭の入った七輪と、燻煙のためのチップ材を皿にいれて置きます。チップ材は薪ストーブ用の薪を造る際にできる副産物(楢原木をチェンソーで玉切りする際に出るきり粉)です。
また、材料となる豚バラ肉(500g程度)は1週間ほど塩漬けにしておき、段ボール箱(スモーカー)に入れる前に凧糸で軽く縛っておきます。それを段ボール箱中の上からつり下げるため、バン線などを横に通しておきます。
さらに、七輪からの加熱によって肉汁などがチップ材に落ちると燻煙が消えてしまうため、適当な肉汁受けを入れておきます。現在は使い捨てのアルミ皿を使っています。
もちろん、段ボール箱には適当に穴を開けておきます。その一つに温度計などを挿しておくと、庫内温度の確認ができます。