花の季節って?

日本に住む者にとって、花は四季の移り変わりを認識し、春夏秋冬の美しさを発見する対象として意識をしていると思います。
春の桜、夏の向日葵、秋のコスモス、冬のクロッカスなど、その花を見ると、なんとなく周囲の風景や季節を感じることができます。

常夏の島ハワイでは。。。

咲いている樹木の花は8月に来た時からずっと咲いています。もちろん、花は散りますから、次から次に花を付けているんですよ。

通勤路の街路樹ですが、9月27日に撮影したのがこちら。
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そして、昨日12月5日に撮影した同じ花がこちら。
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嵐の翌日なのでかなり花が散ってしまったようですが、同じように花が咲き続けています。

同様に9月27日の撮影
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12月5日の撮影です。
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枝振りが大きくなっているのですが、黄色の花は咲き続けています。

これが9月で
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こちらが12月
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花が咲き続けているということはそれだけ種なども沢山取れるため、野鳥が多いのでしょうか。。。

しかし、道端で種などを啄んでいる野鳥の多くは人が近づいても逃げません。また、逃げる場合も飛ぶのではなく、歩いて逃げます。飛べない鳥になってしまったのでしょうか。。。

なんだコレ?No.2

さて、この同心円の色が光る物体は何でしょう?

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UFO?

おいおい、焼きそばのUFOでは無いし、ピンクレディでもないよ(古!)

スピルバーグの映画「未知との遭遇」ではとてもイルミネーションの綺麗なUFOが出てきましたよね。宇宙人は毎日がクリスマスなのでしょうか。。。

正解は...

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コマでした。

加速度を検知するセンサー(スプリングのような接点)とLEDが内蔵されていて、回転させると回転加速度に応じてなんらかのパターンで発光するような仕組みのようです。まだ、分解してませんが。。。(中国製ですね)

薄暗い所で回すと、線香花火のようにちょっと和みます。
(でも、綺麗に撮影するのは結構大変でした)

ついでに関連するもうひとつ。なんだコレ!

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同じような同心円の色の軌跡ですけど、ちょっとコマとは違うんですよ。

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手持ち扇風機でした。風はそれほど起きませんが、コマ同様に和みます。

ハワイも過ごし易くなってきたので扇風機は不要ですし。。。

Historicalな土曜

もう12月になってしまいました。私のハワイ滞在もほぼ折り返し地点となります。

今日(12/1土曜)はハワイとポリネシア、ミクロネシアのコレクション数が世界一というBishop Museumビショップミュージアムに行ってきました。
日本語サイトもあるくらいですから、たぶん日本人が多く見学するところなのでしょうね。館内の至る所で日本語が記載してありました。「館内禁煙」「これより立ち入り禁止」などなど。。。

朝10時前には、いつものバス停からNo.6のThe Busに乗りこみました。昨日まで雨天でしたが、今日は雲は多いものの雨は降っていません。途中、1回乗り換えます。以前、途中から徒歩で行ったホノルル美術館を通り過ぎ、官庁街を通り過ぎ、中華街を通り過ぎ、未知の地域へ突入です。

11時すぎに目的地に近いバス停に到着。周囲の景色はなんとなく違うようにも思えるけど、そうでも無いようにも思えるが。。。
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バス停から1ブロックほど海側(マカイ)へ歩くとしっかりと看板がありました。

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ありました、ありました。Bishop Museumの正面ゲート!

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ゲートから中に入るとなぜかモアイ。。。モアイもミクロネシア?

Bishop Museumの入場料は一般が$15.95です。「カマアイナ」というハワイ在住者の割引価格(IDが必要)は半額の$7.95で、もちろん私は「カマアイナ、プリーズ」と言ってIDを見せて、半額で入場しました。

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Bishop Museumのメイン Hawaiian and Polynesian Halls

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撮影禁止とは書いてなかったけど、念のため入口の受付で尋ねたら、もちろんOK!ということで堂々と撮影したのが、カメハメハ大王の家系図。

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これがカメハメハ1世(大王)の肖像画

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トーテンポール?

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なまはげ?
(祭りの時の衣装と書いてありました)

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宇宙服?
(王様の衣装)

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愉快な仲間達?
(お面と盾)

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飛行機?

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なんとか三兄弟?

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ロダン作「地獄の門」?
(眼のところに貝殻が貼付けあるので光っている!)

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ホグワーツ魔法学校?
(館内の階段!)

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多くの建物がこのようなお城のような石造りなのです。

もともとBishop Museumとは、最後の王女パウアヒを追悼するため、夫のチャールズ・ビショップが1889年にカメハメハスクールとビショップミュージアムを創設したのです。

そのため、ミュージアムには、サイエンスアドベンチャーセンターというものがあり、火山活動などを子ども達にもわかりやすく説明しています。

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"溶岩ショー"
(私は12:00を体験しました。日本語もあるのね。。。)

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でんじろう先生のような感じで授業は進み、最後に溶岩が。。。

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防護服を着たでんじろう先生(女性!)が、ゴウゴウと加熱されたるつぼを傾けると、どろどろの溶岩がたらーりと。。。

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広大な敷地のミュージアム。家族連れで来ている人も多く、それなりに良い休日を過ごせそうですよ。

"The Bus" Route
(1) E.Manoa Rd + Huapala St.
    <No.6>
(2) S.Beretania St + Kalakaua Ave.
    <No.2>
(3) N.School St + Kapalama Ave.
    by walk few min.

続 気象情報へのアクセス

11/27(火曜)にハワイ大学から以下のようなメールが流れてきました。

>THE NATIONAL WEATHER SERVICE IN HONOLULU HAS ISSUED A
>* FLASH FLOOD WATCH FOR KAUAI…NIIHAU AND OAHU
>* THROUGH WEDNESDAY AFTERNOON.
>* AMPLE LOW-LEVEL MOISTURE AND A STRONG UPPER TROUGH SWEEPING
>  ACROSS THE ISLANDS WILL PROVIDE THE INGREDIENTS FOR HEAVY RAIN
>  TONIGHT AND WEDNESDAY. THE UPPER TROUGH WILL MOVE EAST OF THE
>  ISLANDS LATE WEDNESDAY AFTERNOON…DECREASING THE THREAT OF
>  WIDESPREAD HEAVY RAIN.

ホノルルにあるナショナル気象サービス?からの発表として
・鉄砲水に注意
・水曜午後まで警戒
・広範囲の湿度と強い気圧の谷間のため、豪雨がハワイ諸島を通過する。
 水曜午後遅くには気圧の谷が島の東に通過するため、大雨は広がらないだろう。

そして、昨日(水曜)の朝、かなり強い雨が降りましたが、マノア界隈ではそれほど被害らしいものもなく無事に過ぎました。

さて、昨朝はFMラジオを聞いていたので、今度はラジオからの臨時ニュースを聞く事が出来ました。

日本でもNHKテレビの緊急警報のテストを聞いた事がありますが、あれとほとんど同じような音(ピーピロピロ)が放送の前と、それとは異なったメロディ?の音が放送終了後に聞こえました。たぶん、自動起動システムのための信号なのだと思います。

ラジオでも自動起動のシステムがあるのですね。。。

また、日本ではテスト放送以外で聞いた事が無いのですが、実際にはどれほど放送されているのでしょうね。。。

Thanksgiving Day

11月第4木曜日は、Thanksgiving Day(感謝祭)という祭日です。日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは日本のお盆やお正月のように大切な行事のひとつとなっています。また、木曜だけが祭日なのですが、翌日の金曜を含めて、4連休とするところが多いようです。

Thanksgivingは単なる秋の収穫を祝うという理由ではなく、アメリカの古い歴史から来ているもので、アメリカ固有の行事なのです。コロンブスがアメリカ大陸を発見し、ヨーロッパから「新世界」(当時のアメリカ大陸の呼称)に移民する人たちが増えて行きます。しかし、新世界の生活は楽ではなく、寒さと飢えとの戦いのような状況だったようです。(ドボルザークの交響曲「新世界より」は、彼がアメリカに行った時のことから作曲したんですよね。。。今、偶然にもいつも聴いているFMラジオから、ピッツバーグ交響楽団の交響曲第9番「新世界より」が流れています。)

新世界、あるいは新天地としてのアメリカ大陸は、楽園ではなかったようです。なんとか生き延びた移民たちは、先住民族であるインディアンから狩猟や農耕を学び、そして実りの秋を迎えます。秋の収穫の時期を迎え、その収穫を喜び、神に感謝をするために、家族や友人は集い、会食をするのです。そして、その席には狩猟や農耕を教えてくれた彼らの恩人であるインディアンも招かれ、七面鳥(ローストターキー)やかぼちゃ(パンプキンパイ)などを食べ、神に感謝を捧げたということです。(しかし、その後の歴史はここに記すまでもなく、インディアンは迫害を受けるのですが。。。)

Thanksgiving Dayは官公庁などほとんどが休みとなります。(ちなみに、先日行ったArizona Memorialは、Thanksgiving Day, Christmas, New Year’s Dayの3日だけ休み)
しかし、翌日の金曜はクリスマスセールの初日として買物のお客でごった返すということですが、いつものスーパーマーケットは閑散としていました。まあ、食料や日用品などは関係がないのでしょうね。。。

11月になると、スーパーマーケットには巨大なターキー(スイカよりも大きい!)の冷凍が山積みされます。ほぼ1ポンド1ドル程度のようです。しかし、この巨大なターキーが入るオーブンが多くの家庭にあるということもすごいことではありますが。。。

今年のThanksgiving Dayは、プロジェクトの同僚Raemiのご自宅に、ボスのNeilと共に招待されました。Neilは数十年もの間、アメリカ在住ではありますが、ニュージーランド人なので、Thanksgivingはあまり得意(?)ではないようです。
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お客様なのでアロハで正装のボスと私。