10月になりました!

ハロウィーンの季節です

 毎年のようにハロウィーンのため(だけ)にかぼちゃを栽培しています。

 一番早く実った果実がいい色になっていましたので、10月となり収穫をしました。今年は夏が暑くて雨も多く、結実するのが少ないように思えます。とはいえ、4〜5個程度は実っており、それなりにジャックオランタン🎃は作れるのではないかなと考えています。

 今年はハロウィーンかぼちゃ以外にもバターナッツかぼちゃの種を植えてみました。たった2個でしたが結実しましたので、1つをまずは収穫しました。そして、かぼちゃスープに!

ハロウィーンかぼちゃほど大きくはないけれど、スープを作るのには十分かと思います。

さて、月末にはどんなジャックオランタン🎃ができるかな?

今年の薪はスロースタート

薪屋さんが怪我!

 いつものように原木を切るシーズン。つまり冬の終わり(2月はじめ)にいつもの薪屋さんに電話をすると、昨シーズンのおわり頃、初夏のあたりに切り倒す際に大怪我をされたとのこと。すぐに用意できないから待って欲しいとの話。体が心配でもあり、まずは養生してくださいと電話を切る。

 とはいえ、5月になっても連絡はないので、状況をしりたくて電話をすると「心配で電話してきたの?」と見透かされた(笑)。もし、お願いできるのであればと要請。量はお任せという話をしてみたところ、2トンを持ってきてもらえた。

5月末に搬入された楢原木 2トン強

 寒い時期ならあまり気にせずチェンソーを回すけれど、すでに初夏。週末とかには作業をせずに少しづつ玉切を始める。

6月中旬。畑作業と同時にチェンソーワーク

 ただ、この量では冬を越すのは難しいため、別の薪を手配することに。森林保全などを手がけるところへ2トンお願いする。ずいぶんと昔、原木をお願いしたことがある所。原木の価格はそれほどではないけれど運送費が結構かかるんだわ〜。

6月下旬。森林保全をする所から広葉樹2トンをお願いした
爆音がするため平日の昼間の短時間だけ作業をすすめる

 ぼちぼち玉切しながら畑作業も。6月も終わり頃になってチェンソーワークも終了。これから斧で薪割りです。薪割りをしていると背後でゴソゴソ音がする。猫でもいるのかな?と振り向くとなんと狸。まだ小さい子狸。人を恐れず逃げもせず。じっとこちらを眺めている。まあ、悪さをする訳でもなかろうとそのまま。知らないうちにどこかへ行ってしまった。

コダヌキがじっとこちらを眺めていた
最後に残るのはなかなか割れない節のあるものなど

 薪割りもお盆前にはなんとか終えることができた〜。

パラボラを内部から見る

 建設中から眺めに行った佐久市の54mパラボラ。完成したのは知っていたけれど、この夏には見学会があるとのことで申し込んでみた。抽選とのことで半分しか期待していなかったけれど当選したらしい(笑)。抽選ではあるけれど大行列。1時間待ちでやっとゲートから入場。しかし内部の撮影は不可だったので終わってから外部だけ。

見上げると大きさがよくわからないけれど50m超あるらしい
オレンジ柵のある所まで登ってきた
送信部5KWとのアンプなどもあったけれど撮影禁止

彗星を撮影!

ハレー彗星に憧れた子ども時代

 子どもの頃、ハレー彗星が話題となりワクワクした記憶はあります。実際、1986年に接近したようですが、当時は天体観測にそれほど夢中になっていたわけでもなく、仕事をしていたこともあり見たという記憶はありません。周期が75年であるため次は2061年。生きていないわ。

 子どもが生まれ、それなりに自然にも興味を持ち始めた頃、経緯台に載せたカセグレン望遠鏡を購入。手動で星を導入するシステムも搭載して、お手軽に星を見る環境にはなったけれど、なかなか仕事も忙しく、子どもらも成長してしまい一緒に遊ぶこともなく、望遠鏡は仕舞い込んでしまった(笑)。

 転職して長野県に住む様になり、夜空がとても綺麗な環境であることに気付き(笑)、遅くに帰宅した際、漆黒とは言わないまでも都会よりは綺麗な夜空を眺めることも増えた。そういえば昔、天体写真を撮りたくて白黒フィルムの増感現像などもしたけれど、結局納得できるような写真にはならなかったなぁ。苦労して撮影しても、現像したらミミズのはった痕のようなものばかり。「天文ガイド」に掲載されるような写真とは程遠く(笑)諦めた頃を思い出す。

 長野に居住するようになった頃はすでにフィルムではなく、デジタルにもなっていたこともあり、手持ちのデジイチを三脚に据えて撮影してみたら。。。あれ、しっかり写るじゃん。ということで、忙しくても星空の綺麗な夜中には三脚を出す始末。その後、ボチボチと機材も揃えつつ、身の程にあった環境にはなってきたかな。数年前に退職し、冬の夜空が綺麗な時には数時間撮影することも。

ZTF彗星(C/2022 E3)

 オリオン星雲とかアンドロメダ星雲をチープな環境でも、そこそこ撮影できるようになり、日蝕や月蝕なども撮影できるようになってきた昨年暮れ。ZTF彗星という変わった名称の彗星が到来するらしい、ということを聞きつけるが、それはしっかりとした赤道儀に大きな望遠鏡を備えた人たちのターゲットだろう、と諦めていた。

 目視できない暗い天体でもあるため、とりあえず目印になりそうなところまで到来した時にでも撮影してみるか、という程度。ちょうど2023/02/14ごろに牡牛座にある一等星アルデバランに再接近。で、とりあえずアルデバランを狙ってみた。

2023年2月15日 午後8時30分頃から30分ほど。
牡牛座アルデバランをターゲットに!
Nikon D3300 + Nikkor 200mmF4(f8)、iso1600、60sec x 20枚のうちの初めの8枚をコンポジット合成(PhotoShop)、ポラリエで追尾。

アルデバラン(中央)とZTF彗星(左・東)

 上記写真は撮影当日、8枚の画像をPhotoShopでコンポジット合成しただけの画像。簡単な処理だけでもそれなりに彗星とわかる映像。生まれてはじめて自分にも撮影できたと驚いている。それなりに青?緑?の核と短いけれども尾がなんとか判別できる。撮影データはもっと多く合計30分ほどある。しかし、彗星は恒星よりもはやく移動しており、20枚のデータを合成すると彗星が伸びてしまう。彗星を固定して合成することもできるらしいが。。。方法が理解できていないので今後、がんばってみる(かも)。

ZTF彗星(上と同じデータを複数枚で画像処理すると彗星もそれらしく見える)

 同じデータをステライメージで処理をしなおして、背景の星を少し消してみると彗星が浮き上がってきた。それらしい姿になり、それなりに満足(笑)。

 そもそもZTF彗星って名称がちょっと変わっている。昔であれば発見者の名前がついている。例えば、日本人が発見した池谷・関彗星とか。で、ググってみる。ZTFというのはパロマー天文台の観測システムZTFに由来するらしい。なるほど。。。

 子どもの頃に憧れていた星空撮影がなんとかできるようになってきた(かも)。

2023年初の星空撮影

鳥が羽を広げたような形状のオリオン大星雲

2023年の年が明けました。
 お正月からずっと月夜でした。お月さまも撮影対象なのですが、このところご無沙汰です。
2023/01/12の月の出が午後9時過ぎということから夜空の天気を確かめながら。。。午後8時頃から撮影を開始してみました。それほど星が綺麗な状況ではなかったのですが、先日大昔の300mm望遠レンズ(ニコン製、たぶん50年ほど前の製造らしい)を自分で分解清掃したこともあり、今宵1/12は300mmF4.5にて撮影。
 望遠レンズが長くなればなるほどガイドエラーの確立も増えますわね。昨年、ポラリエのオーバーホールをしてから精度が良くなり、今回は60秒の露光を50枚撮影して使えそうな画像が40枚。歩留まりとしてはまずまずです。

オリオン星雲の画像
オリオン大星雲M42

2023年1月12日 午後8時10分頃から1時間ほど。
オリオン大星雲(M42)
Nikon D3300 + Nikkor 300mmF4.5(f5.6)、iso3200、60sec x 40枚のコンポジット合成(ステライメージ9)、ポラリエで追尾。

 オリオン大星雲は肉眼でも見えるほど大きな星雲です。ただ、見える部分は双眼鏡や望遠鏡を利用しても写真では白く写っている部分だけですね。赤い部分は写真でなければ難しいです。
 大昔のニコン製レンズ300mmF4.5もそれなりに頑張りました。jpegファイルを圧縮しているためピントがあまいのですが、圧縮する前の段階でもそれほどシャープじゃない(笑)。
 そもそもレンズの無限遠の調整をしないといけないのか、あるいはガイドミスによるものなのかは判断できません。なかなか老眼の眼でピント合わせは難しいです。星が歪なのも、ガイドの問題なのか、レンズの収差の問題なのか。いろいろと専門家に聞いてみたいですね。

星空撮影のシーズンに(2)

皆既月食中の星空

皆既月食(2022/11/08 19:26)

 皆既月食中の周囲の星空を撮影したくてチャレンジしてみました。通常は月が明るすぎて周囲の星はほとんど撮影不可ですが、皆既月食となれば月の明るさはかなり低下するため写るんじゃないかなと。(笑)

2022/11/08 19:26
カメラNikonD3300、オールド(笑)レンズ200mmF4(f4開放)
カメラの設定iso1600、シャッター(露光時間)30sec。ポラリエで追尾。

 ポラリエには追尾モードがいくつかあり、通常は星空モード(星野写真)で撮影するのだけれども、今日は月食だからと月追尾モードで撮影したら星が流れる。当たり前だけれど星と月は速度が異なるため、同時に撮影するのはかなり難しい。無理を承知でいろいろと試すことに。まあ、露出を抑えれば良いのはわかるが、そうすると星が暗くなり、感度を上げると皆既月食中といえども月はかなり明るいのでハレーションを起こす。これも経験だわ〜。経験値ゼロだからしかたないかな。(笑)
天王星食だと言われるけれど、どれが天王星?(笑笑)

冬の星座の代名詞オリオン座

オリオン座 燃える木星雲NGC2024と馬頭星雲IC434

 月の出が23時ごろとなったため、冬の星座をターゲットにしてみる。オリオン座が高く登るようになったこともあり、馬頭星雲IC434と燃える木NGC2024。オリオン座の三つ星、つまりベルトの星を対象に。毎年、同じだから変わり映えしない。

2022/12/15 10:30頃
カメラNikonD3300、オールド(笑)レンズ200mmF4(f4開放)
カメラの設定iso3200、シャッター(露光時間)120sec X 12枚コンポジット合成。ポラリエで追尾。
昨シーズン後にポラリエをオーバーホールしたため、ガイドミスは皆無となりました。色調整がイマイチ納得できませんが。。。

冬の星座の代名詞オリオン座(2)

オリオン大星雲(M42)と三つ星周辺

 我が家の北側日陰にはまだ先日の雪が残っています。昨夜も快晴で、星空日和でした。300mm望遠レンズも試しましたがレンズの収差もあり、なかなか思うような画が撮れませんね。腕も未熟ですわ。
 一般的なデジタルカメラのCCDセンサーには赤外光を防ぐフィルタが付いていますが、星空撮影の場合、赤外光もできれば取り込みたいため、私のカメラNikonD3300には赤外も透過する特殊なフィルタに交換してあり、普通の太陽光の下で撮影すると赤っぽくなります。

2022/12/26 21:0頃
燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲(IC434)を狙うとオリオン大星雲(M42)が明るすぎてホワイトアウトしてしまいます。明るい星雲と暗い星雲を同時に写し込むのは難しいですわ。
カメラNikonD3300、オールド(笑)レンズ200mmF4(f5.6)
カメラの設定iso3200、シャッター(露光時間)60sec X 49枚コンポジット合成。ポラリエで追尾。

 これで2022年の撮り納めでした。