日: 2014年11月24日

パワーアンプのプチ改造

巷では三連休だといういうのに、日曜しか休みではない私の日曜は...

勤労に感謝しながら、自分の好きな事に時間を費やせる幸せにも感謝しつつ、パワーアンプのプチ改造に。

いろいろと情報を探りながら、安価なコンデンサを見つけたので、真空管アンプのカップリング部のコンデンサを総入れ替えすることに。

終段が300Bというシングル管球アンプなので高電圧がかかる。その電圧成分を除去するためにカップリングコンデンサで交流部分だけ次に繋ぐってのが役割。そのため、数百ボルトの耐圧がかかるので結構大きい。

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これがオリジナルのフィルムコンデンサ。耐圧450ボルト。
(松下製?)
http://industrial.panasonic.com/www-ctlg/ctlgj/qABD0000_JP.html

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これを2チャンネル分で6個、取り除く!

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左 これから取付けるコンデンサ、右 取り外したコンデンサ。

かなり大きいなぁ。。。入るかなぁ。。。

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アムトランスというメーカーのPETフィルムコンデンサ。
http://www.amtrans.jp/SHOP/49203/92941/list.html
1個400円。数千円以上するコンデンサもあるけれど、
コンデンサにそんなに投資はできない。。。
金メッキの足を丁寧に折り曲げ、なんとか所定の位置に。

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6個を入れ替えた後の基板。
これをひっくり返すと...

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奥の三極管(4本の足)が300Bという終段。
手前が2回路入っている6SN7GTという前段。

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とりあえず元に戻して音出し。
写真はまだ真空管はさしてありませんが。。。

最初はかなりキツい高音でしたがしばらくして輪郭のはっきりした音に。
ほんのわずかな改造でも、ずいぶんと音が変わるものです。
輪郭がはっきりした分、ステレオ音源での定位がすごく良くなっています。

こんなことができるのもキットだからなのかもね。