日: 2011年9月17日

欧州型鉄道に乗る

今年の夏は無茶苦茶忙しい。週末も平日もない状況が続いてしまい庭(=畑)は雑草だらけのまま。。。

そんな状況でも突然のようにエアースポット的な休みが急に出現するんだな(日頃の心がけが良い証拠だ)。
前回のエアースポット(お盆前)には長男の居る会津若松へ行った。

今回のエアースポットは今週の月曜と火曜。開催される予定の会議が取りやめとなった。
ゼミ生がぜひ調査に行きたいバリアフリーな鉄道があると言っていたことを思い出し、急遽予定を作る。

「富山ライトレール」
http://www.t-lr.co.jp/

25年前(1/4世紀も前!)に暮らしていた富山に、バリアフリーな可愛らしい電車が走っている。
ライトレールと言われる路面電車は超低床な車両であるため、電停(なつかしい響き!)の高さがバス停とほぼ同じ。
つまり、バス停からステップもスロープもなくても鉄道に乗り込める。もちろん、車両にはステップはない。

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可愛らしい電車には見物客もいました

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終点ではバスが接続しています。バス停と電停が同じ高さ!
(残念ながらバスにはステップがあります。超低床バスであれば良かったのに。。。)

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入口にはわずかに傾斜があるものの問題なく乗り込めます

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車いすであっても(キャスターの落し込みにさえ注意すれば)問題なく乗れます

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2両編成の中程には横向きに座れる座席(ステップ無し)もあります

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本社脇には引き込み線もあり点検をする車庫もあります

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清掃/点検中の車両を見学させて頂きました

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線路高さから床まで33センチしかありません

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超低床にするため車輪やモーターを配置するため車両内には出っ張りがあります。
若干の段差もありました。
うまく座席になっていますが。。。ちょっと高いかもしれません。

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後部座席(進行方向が変わると運転台となる)からの景色

旧JR富山港線の線路(単線)を譲り受け、ライトレールとして活用しています。
15分間隔(朝の通勤時間帯は10分間隔)での運行によりしっかりと住民の足となっています。
料金も全区間200円均一料金(プリペイドカードでは170円)というのも良いですよね。
小さな可愛らしい車両でもあるため、旧JRの時(短くても30分間隔)よりも利用客は増えているようです。