日: 2009年5月9日

無言館ツアー

本日、1年生「薪割人」クラス恒例の無言館ツアーを決行いたしました。昨日まで雨模様だった天気が今朝は一転快晴に。そのため、夏のような陽射しで汗をかきながら遊歩道を上ります。無言館は小高い尾根の上にあります。

無言館というのは信州の鎌倉と呼ばれる上田市の塩田平にある戦没画学生の絵画や作品、愛用品を収蔵している美術館。
上田市の無言館紹介ページへ

私を含めて日本の近代史をあまり勉強していない者にとって、太平洋戦争とは何かを考えるためには、歴史教科書などではなく、その時代を生きてきた人の話を伺ったり、その時代に制作された絵画や作品、あるいは当時の書(手紙、絵はがき)などに触れることが良いのではないでしょうか。

60年前の画学生が書き記した手紙や絵はがきを読むと、親兄弟を思う暖かい気持ちの文章から、逆に検閲のため本心が表現できないという苦しい兵隊生活を想像させます。。。しかし、昔の人は字がとても上手いです。

レク係の学生が企画した任意参加のツアーでしたが、クラス17名中12名が参加しました。
Mugon

12名なのに何枚撮影しても誰かが隠れる。。。

みんなの心がけが良かったから天気もばっちりでした。お疲れさま。