月: 2009年2月

再び上越へ!

本日も実習巡回指導のため、再び上越へ。

今朝はみぞれのような雪模様。一旦、職場で会議などをこなした後、10時に職場を出発。上信越道に入るインター手前ですでにチェーン規制のためのチェック。

雪模様から雨模様に変わるものの、新潟との県境では雪、雪、雪。速度規制はかかるわ、事故はあるわ。。。でも、当初の予定どおり2時間弱で上越に。

相変わらずランチは「回転寿司」に! 平目、甘エビ、近海鯛、ぶり、などなど。

実習指導も問題なく終了して帰路に。しっかりと雨模様の上越から、雪まじりの濃い霧の県境(妙高高原)を無事に通過し、晴れた上田に帰着。

今日は交通量も少なく、それほど疲れも眠気もなく快適なドライブ。
(会議の合間に出かけたので写真を撮るだけのゆとりもなかった)

北陸日帰り雪中行軍?

昨日2/16(月)は実習巡回指導のため、富山県魚津市と新潟県糸魚川市へ。

上信越道から北陸道経由で、まずは魚津市を目指す。
長野県内はまったく雪のない道路を北上。新潟との県境はいつものように霧。日本海が近づくと雪がちらほら。

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北陸道・越中境パーキングエリアから日本海。とても不思議な色(手前がエメラルドグリーン的で、遠方がダークブルー的)をしていた。

途中、赤色灯をつけたパトカーに追い越されると、トンネルの出口付近で車が路肩に激突していた。しかも、上りも下りも。。。
魚津インターで下りると久しぶりの牡丹雪。みるみる積もる積もる。実習施設での巡回指導は学生も良い笑顔だったし、昔富山で仕事をしていた事等も話題となり無事に終了。

回転寿司屋(北陸の回転寿司をなめたらあかん!)で昼食。近海甘エビは甘し。イカも平目も甘し。しかし、雪は降る〜〜

再び北陸道に乗り、新潟方面へ戻る。しかし、降雪量が。。。目的地の能生までは通行できるものの50km/hの速度制限。能生から先は通行止め。最後は除雪車の後ろをのろのろと付いていく羽目になる。

糸魚川での実習施設でも良い笑顔の学生を確認して、何事もなく無事に終了。

帰路につくため、通行止めの状況をインター入口で確認するものの、まだ通行止め。しかたなく海岸沿いの国道を北上する。ラジオで道路状況を確認しながら安全運転。しかし、後ろのセダンが怖い。お尻をフリフリ。。。

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国道脇からの日本海。「演歌」の世界や〜〜ジェロ?

上越市内まで来ると、そこはホワイトアウトした世界。看板も着雪で見えない!
とりあえず上越高田を目指して南下。上越教育大学のキャンパスを過ぎ、さらにホワイトアウトしている世界を突き進む。ラジオから上信越道の閉鎖が解除されたというアナウンスを聞き、一安心。
上越高田から高速に乗るものの、あいかわらず前後がホワイトアウト。除雪車の後を付いたり、追い越したりしながら南下する。長野県境まで来ると雪も一段落。長野市に入ると乾燥した道となる。

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太陽がさんさんと輝く我が家に帰宅すると、雪中行軍の形跡が。。。
ナンバープレートが笑える。ナンバーを隠す為にレタッチをした訳ではなく、しっかりと着雪しているだけ。

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ラジエター下部とオイルクーラーはしっかりと氷結。

LOHASな週末!

LOHAS(ロハス、あるいはローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainabilityの略で、健康的で環境に優しく、そして持続可能な社会生活を楽しむ生活スタイルということ。
まあ、自分(薪)が望んでいる「田舎暮らし」とか「スローライフ」というような生活に似ているようなモノらしい。アメリカで生まれたこのLOHASの思想(?)が、自分の暮らしとちょっと「違うな」と感じるのはビジネスに結びつけられているところだと思う。

田舎でスローライフを実践するためにはそれなりに「お金」も必要であり、持続可能社会のためには「お金」の流れが必要だと感じる。でも、ビジネスという響きから受ける「金儲け」とはちょっと違うんじゃないかな、と。
まあ、そんな能書きはともかくとして「LOHASな暮らしですね」と言われることはあるんだけど、正確なLOHASが何かを知らない自分に否定はできないなぁ。

さて、今シーズンは暖冬でもほとんど毎日ストーブを焚くので、それなりに薪は消費される。
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本日現在の薪小屋。(クリックで拡大)

昨年3月に常夏の島から帰国してから夏までの間にせっせと割った薪4トンと、別途購入した薪(薪小屋半分程度)の残がこれだけ。

今朝、来シーズン用の薪原木(楢)が入荷。とりあえず4トン。
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さすがに未乾燥の原木はかなり重い。とても一人では持ち上げることはできないし、そんな危険な事はしない。いつもの薪屋さんがダンプで搬入。

これから時間をかけてチェンソーで玉切りして、梅雨までは雨ざらし。その後、斧で割ることになる。薪割りは体力が必要なのだけど、精神的にもとても良い運動になる。

まあ、夏までに割り切れば良いので、なんとかなるだろう。それから乾燥。半年でかなり乾燥して重量も軽くなる。これから、蟻さんの生活が始まる。気分的にはキリギリスさん的なのだけれど、まあ、1年後の暖房に必要な作業を今からするのだから蟻さん的に違いないだろう。

今日はとても暖かい日。4月と間違うような陽気。そのためか、豊後梅の蕾が膨らんで赤くなってきました。
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今日は休日、木工の日!

今日は休日。私よりもはるかに身長が高くなった次男の寝床を工夫する。

通常の布団(シングル)では狭いということで、セミダブルの敷布団に替えることにした。しかし、ベッドがそのままでは意味がないので、ベッドをセミダブル化する。

カミさんは段ボールでも置いておけば良いという意見だったが、段ボールでは耐久性がないのと、埃が出るし、湿度を溜め込むので却下。

2×4の余った木材があるので1×4を買い足してベンチのようなものを工作する。まあ、寸法を測り、スライドのこで切って、木ねじ(コーススレッド)で止めるだけ。

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この「すのこベッド」をセミダブル化する。この屋根裏部屋が次男の城。

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2×4で足を組み、1×4を渡して固定しただけ。長さ1m、幅24cmのものを2組作成。これで斜めになっても落ちることはない。

さて寝心地は明日の朝まで解らないけど、まあ、問題はないでしょう。

壱月ぶりの休日は高田馬場へ!

正月明けからほとんど休みのない生活をしてきましたが、今日はOFF!
(無理矢理OFFにしてしまったというのが正しいかも。。。)

と、言っても薪割りをする楢原木は来週入荷予定なので、今日はちょっと自分に投資。東京新宿の日本点字図書館へ勉強に行ってきました。

遅めの新幹線に乗り、ほとんど噴煙の上がっていない浅間山を見ながら大宮〜池袋〜高田馬場へ。

今日はGPSを利用した視覚障害者の歩行補助システムについての話を聞いてきました。メイン講師は静岡県立大学の石川准先生。
http://www.utsunomiya-u.ac.jp/event/2009/2/e_090207.html

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開会の挨拶をされている石川准 静岡県立大学教授

通常、カーナビで利用するGPSシステムは車で利用するため道路を走る(道路しか走らない)。まっすぐ走る。速度もそんなに変化しない。電源を切っても次に電源を入れる所はほとんど同じ場所。
そんなカーナビって、そこそこ使えるシステムなんだけれど、ヒューマンナビゲーションとして利用するためには、いくつかの課題があるようです。例えば、人は道路以外も歩行する。しかも、道路の脇(=歩道)を歩く。立ち止まることもあれば人や障害物を避けるので急な方向や速度の変化がある(フラフラする)。必要ない時には電源を切る。電車やバスに乗っている時には電源を切った状態で移動してしまう。
つまり、そのままのカーナビシステムでは、ヒューマンナビに転用することはできないという話が基本知識として必要。

そんな課題を解決するのが「方位加速度センサ」。地磁気をキャッチして方位を検出。3軸の加速度センサーで上下/左右/回転を検出。

盲人でもある石川先生が自宅周辺をこのナビで歩行しているビデオを拝見。ブレイルセンスというピンディスプレイ端末に組み込まれているので、音声のみならず、点字でも情報を伝えることができるらしい。
道を間違えても経路の再探索(これはちょっと時間がかかる)をして新たな経由地を教えてくれる。
デモシステムはまだGPSだけなんだけど、将来は方位加速度センサーを組み込み、上述したようなGPSの課題を解決するらしい。

驚いたのはGPSレシーバってUSBメモリほどの大きさ。小さい!
BluetoothなのでワイヤレスでPCへデータを転送できる。帽子に装着しておけばそこそこの数の衛星をチャッチできる。でも、道路の真ん中を歩く人は居ないので、ビルなどがあると反射波(マルチパス)の影響で誤差が大きくなる。また、ある程度距離を歩かないと向かっている方向が解らないのがGPSの欠点。

3時間ほどの会議でしたが、久しぶりにエンジニアとしての自分を再認識できました。かなり錆び付いてきていますが、まだエンジニアの端くれにいる気がします。