ちょっとだけ仕事の話。
(A)介助の必要な人(障害者)と食事を楽しむためにはどうしたら良いのか。一般的には食事介助をしながら介助者(家族や友人など)も食べるということになる。
あるいは
(B)食事介助の必要な人が自立生活(一人暮らし)をするためにはどうしたら良いのか。ヘルパーさんが来た時に食べさせてもらうことになる。
もっと他にもあるはず。例えば、食事介助ロボットの活用。
「食事介助をロボットにさせるなんて!」と多くの反発があるのは事実。
でも、(A)という場面では、誰かが介助をしなければならないし、介助しながらの食事では「楽しむ」という気分にはなかなかなれない。(B)の場面では、障害者自立支援法によって必要なサービスを選択できるようになったが、利用時間の上限が設定され必要なサービスが受けられない(つまり、毎食の食事介助は不可能)という状況。
ゼミの学生(1名は電動車いすに乗った障害学生)にお願いして、(A)を実践してみた図。約30分で彼のお母様特製弁当を完食。ひじきや春巻きなどもしっかりとつまんで口まで運んでくれます。しかし、まぜご飯はちょっと苦手かな。ぽろぽろと落します。
力強いロボットアームは頼もしいけど、「優しい彼女的なアームが良いんだけど」と彼の弁。
ごちそうさまでした。
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