日: 2008年4月20日

新入生オリエンテーション合宿

週末、新入生オリエンテーション合宿という1年生対象の催し物がありました。

新1年生全員が、20名弱のゼミクラス単位により、グループワークなどを通して専門科目への導入、あるいはコミュニケーション力を高めるなどの目的で合宿をするものです。3年ぶりに1年生のゼミ担当教員に復帰したこともあり、ちょっとだけ新鮮な感覚もありましたが、合宿そのものは毎年、補助教員として参加していたこともあり、なんとか無事に終了することができました。

専門分野でもあることからクラスには障害のある学生もいます。上級生のサポート学生が、バスへの乗車や入浴、排泄などでは即戦力として活躍してくれましたが、ちょっとした支援や補助、就寝時の体位変換、排尿など、クラスのみんなも協力してくれました。

入浴は大浴場にて実施しましたが、クラスの男子学生のほとんどが一緒に入浴してくれたのはとても良かったのではないかと思います。これから福祉を学んで行く彼らにとっても良い経験になったと思います。

合宿の最後にクラス全員で振り返りをしたのですが、その彼は「みんなの手を借りて合宿に参加することが出来て良かったけど、自分はみんなに何もお返しできない」という意見を出してくれました。

でも、私の個人の意見としては、クラスに居てくれて、みんなと一緒に過ごしてくれて、自分のありのままをみんなに出して(見せて)くれるだけで十分だと思います。無事に合宿が終了して良かったです。

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1年生18名と、サポート学生4名、副担当のK先生と私(=学生と同化してしまっているかも。。。)
※個人が特定できないように画像をちょっとだけ加工しました