日: 2008年2月28日

Sunset at the Mauna Kea

ハワイ島膝栗毛2日目午後は今回のメイン、薪割人的「観光」です。

ハワイ島には富士山よりも高い山が2座あります。マウナケア(4205m)とマウナロア(4170m)です。マウナケアとはハワイ語で「白い山」、つまり日本語では白山、フランス語ではモンブランと同じです。

マウナケアは自然科学保護地域に指定されており、また神が住む所としての神聖な場所でもあるため、誰もが足を踏み入れられる所ではありません。そのため、免許を取得したガイド(ツアー会社)と共に向かう事になります。

マウナケア山頂は1年を通して晴天率が高く、また高度も高く、周囲に都市がない(光害が少ない)という理由から、世界各国の天文観測拠点(天文台)が設置されています。日本の天文台としては、光学赤外線望遠鏡「すばる」があります。

今回のツアーは12人乗りの四輪駆動車に乗り、途中で休憩などをしながら徐々に高度を上げ(高度順応)、高山病にならないような工夫をしています。

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いくつかのホテルでお客さんを乗せて、最後に我々が搭乗した四輪駆動車。
新婚さん3組と、我々おじんおばん3名とガイド兼ドライバのヒデさん。目一杯詰めることもあるらしく、ゆったりと座れてラッキーだったようです。

まずSaddle Road サドルロードという山岳道路を進むのですが、これがまた細くてガタガタ道。サドルロードはレンタカーでの走行は禁止されているくらいですから、車もドライバも大変そうです。

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サドルロード途中には米軍の基地があるためか、装甲車などを牽引しているトレーラを追い越したりします。理事長がウィンドウに写り込んじゃっています。

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さらに進むと溶岩地帯。延々と真っ黒な溶岩が広がっています。この真っ黒な溶岩が酸化することで茶色になり、そして何千年もかけてオアフ島の赤土のようなものになっていくようです。

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軽石のような穴だらけの石。でも軽くない。

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マウナケアをバックに記念撮影。まだ半袖でも十分。

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さらに進む(高度が高くなる)と空の色もどんどんと変わってくるし、雲が眼下に見えてきます。茶色の山肌が見えています。

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Ellison S.Onizuka Space Center オニズカスペースセンターに到着。

1986年のチェレンジャー事故で亡くなったコナ出身の日系人宇宙飛行士オニズカ大佐の記念館のある所。

ここで早めの夕食(幕の内弁当)を摂り、トイレや着替えなどをします。トイレのランプはとても暗くて、しかも赤色でした。観測環境を守るため、光害を無くすさまざまな工夫があります。
また、ここから上は未舗装道路で、なおかつ傾斜もキツくて、酸素も少ないため、普通の車では無理。

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太陽の黒点観測。現在は黒点は少ないようです。

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未舗装の道路を自転車で、しかもかなりの高度を登っている人がいました。驚異的!

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箱庭のような光景。所々から噴火していたのが良く解ります。

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マウナロア山遠望

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雪を発見!

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電波望遠鏡の前で記念撮影。この望遠鏡はニューメキシコ(大学)からの遠隔操作で動いているらしい。。。すでに寒い。

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すばる望遠鏡のドーム(左側)

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すでに外は白銀の世界

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Sunset 日没までもう少しです。

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View Point はすばる望遠鏡よりも高い地点で待機!

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太陽の高度もどんどん下がってきました!

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他のツアー会社も同じポイントなので人が多い!

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Sunset 日没です!

(この後も、さらに続きます!)