海外生活を続けていると日本の友人などから「日本食が恋しいでしょう。何か送ってあげようか」という暖かいメールが届きます。とても、感謝しています。
でも、現在アメリカは物を持ち込むことに対して、とても神経質になっているようです。もちろん、テロ(バイオテロ)への対策なのでしょう。
先日、カミさんから送ってもらった小包の中に見慣れない紙が入っていました。
タイトルが
Mail Interception Notice(郵便物の抜き取り通知?)
発信元が
U.S.Department of Agriculture Animal and Plant Health Inspection Service
という書類と、それに附属する明細書でした。
その明細書には
Processed Avian Products Originating from Countries Known to be Affected with Highly Pathogenic Avian Influenza(H5N1)
(鶏インフルエンザ病原体の影響が高い国からの鶏関連製品の手順)
となっており、具体的な鶏関連製品のリストとして、チキンスープ、鶏肉(パック、缶詰)、ブイヨン、卵関連食品、ケーキ、ペットフードなどが記載されています。
また、持ち込めない国としてアフガニスタンからベトナムまで(アルファベット順)50近くの国の名前が記載されており、もちろん日本もありました。
で、送り状と内容物を見比べてみた所、カレーセット(タイカレー)がありません。唯一の食品で、なおかつチキンスープ(ブイヨン)が使われている可能性があります。これが取り除かれて廃棄処分になったのでしょうね。。。
たかがインスタント。されど鶏由来製品があれば駄目ってことでしょう。まあ、日本だってアメリカ産牛肉を制限している状況では文句は言えませんが。。。
ところで、ハワイにおける日本食って、ほとんど不自由なく手に入りますから、ご心配なく。日本からの輸入ではなく、ほとんどがアメリカ国内、特にカリフォルニアで生産されているようですよ。
カリフォルニア米は有名ですね。(こしひかり「望」)
インスタントみそ汁だってある[miso soup]
お茶漬け海苔だって[Ochazuke Nori]
カレーライス用カレールウも(内容量がOZ表示!)
炊き込みご飯の素だって
マーボ春雨だって
うどん(乾麺)のインスタントだって
ラーメン(生麺)のインスタントだって
豆腐だって手に入るし
豆腐が手に入ればマーボ豆腐もできるし
蕎麦や素麺だって食べられるし
もちろんカップヌードル!も
フリカケだってあるんだから。。。
調味料も醤油やみりんなどは当然ある。
一部は日系のスーパーで買いましたが、でもほとんどは近くのSafewayというアメリカにはどこでもある?(カリフォルニアにはあった)スーパーで入手できます。ですから、ご心配なく!
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