あれは忘れもしない数日前の12月23日(日曜日)。クリスマスイブ前日の夕食。
口の中に堅いものがあり、肉に骨の破片でも入っていたのかなと口から出してみると、それは金属の破片!長い人生のうち、数回は見た事がある銀色に光る不定形の金属。すぐに何かは解った。
舌で探すも、なかなか見当たらないが。。。あった、あった、左上の最も奥の奥歯が異様に彫りが深い(-_-;
もっとも、上の奥歯なので、自分では入れられない。。。
鏡で覗き込んでも上の奥歯なので、よく見えない。(よく見えないのは老眼であることも理由だなぁ。。。)
そのままティッシュに包んで確保。
さて、この部位ではないが、なんと今回の渡航の前々日にも別の奥歯の詰め物が外れた。しかも、お盆の金曜の夜。翌日、最寄りの休日診療をしている歯科に電話をして診察。担当の先生に「明日から半年、仕事の関係で国外なんですよ。で、なんとか今日中に治療して!」ってお願いして口を開けると、「特に、お願いされなくてもすぐ治りますよ」という返事。問題なくそのまま元あった場所に。治療費は¥1,000しなかった様な記憶。なんだか申し訳ないなぁと思った。
しかし、これは日本での事。さて、どうしたものかと考えるが、まあ夜だし、日曜だし、今から悩んでも仕方が無いし、しみたり出血している訳でもなさそうなので、そのまま食事を続行。ちょっとは左側をかばって、右で咀嚼するようにはしたが。。。
翌日のクリスマスイブの月曜日。
海外旅行傷害保険(留学向け)に、カリフォルニアに行った時には無かった歯科診療特約を追加しておていた事を確認してから(しっかりと保険には加入していた!)、その保険会社のアメリカ地区担当に電話連絡。
近隣の歯科を紹介してもらうことにした。もちろん、日本語が通じる所があればと頼んだらホノルルには2件も登録されており、そのうち交通の便が良さそうなところの電話番号と診療日、診療時間、所在地などを聴く。
で、そのままクリスマスイブであっても平日なので、電話をする。まあ、当日の予約など所詮無理であったが、もっとも近いのが本日金曜の夕方ということでアポを取付ける。
で、行ってきました。無事に治りました!
でも、外れた金属を入れたのではなく、新しい樹脂を入れました。
虫歯になりかけていた為、その詰め物がはがれたということ。かなり丁寧に状況を説明。もちろん、レントゲン写真をPCディスプレイで見せて、虫歯も神経には達していない事や、鏡を持たせて、自分の口の中を見せて、「ここがこんな状況なので、これから削ります。で、削ってしまうと金属と合わなくなるので、樹脂を入れます。かなり堅い樹脂ですし、金属をセメントで接着させるよりも、歯の組織と融合する樹脂ですのではがれるような確率は減ります。」と。
インフォームドコンセント
もちろん、「歯垢も多いので、虫歯予防のためには半年に1回はクリーニングに来てください。まだ、しばらくは滞在されるのですよね。帰国前にいらっしゃい。」とコマーシャルもついてきましたけど。
保険で半額程度は戻って来るらしいけど、$260ほど請求されました。
もちろん、そんな大金を持ち歩いている訳もなくカードで払いましたけど。。。
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