日: 2007年10月24日

飛行機の旅 〜帰路

ミネソタ州ミネアポリスでの仕事を終えて帰路につく。

昨日の晴天が嘘のようなどんよりとした朝を迎えた。朝食は簡単にホテル内のコーヒーショップで済ましてしまう。カフェラテとクロワッサン。

チェックアウトをしてもまだ予定していたエアポートシャトルの出発まで時間があったが、ホテルの玄関にいくとシャトルがいる。。。時間を聞くと30分早い便を出すという。空いているので、まあいいかと早めに出発。

しかし、飛行機の旅とは機内以外にも待ち時間が沢山ある。2時間前にはチェックインしろと書いてあるため、まじめにそれを守る。セキュリティ検査もすんなりと済み、2時間以上も何をして過ごそうかと思案を巡らせるが、なかなか良いアイデアは浮かばない。

ミネアポリスセントポール国際空港はノースウェストのハブ空港。結構、大きくて人の出入りも激しい。もちろん、お土産屋さんから衣料品、靴、コーヒーなどいろいろな店がある。ミネソタのお土産はメープルシロップらしいが、そんなもの買ってもハワイでは使わないし、いろいろと物色するが、湖関係と、トナカイや熊関係のデザインものばかり。

ウィンドゥショッピングにも疲れたので、ベンチで1時間半過ごす。前を通り過ぎて行く人たちの服装などを見る。高そうな毛皮のコートのご夫人もいれば、半袖Tシャツのお兄ちゃんもいる。人種も多様である。

ゲートまで行ってもまだ30分ある。登場予定の飛行機を眺めていると荷室に積み込む作業が始まった。
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(A330-300 NWA#809便)

やっと搭乗手続きの時間となり機内に。一番前の通路側。そのため、操縦席が見えた!
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行きは東に向かって飛ぶため、地球の自転の影響から早めに着く。しかし、帰りは西に向かって飛ぶため、地球も西へと回ってしまうため時間が掛かる。
サンフランシスコ上空を経由してホノルルに向かう。
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この機材は太平洋路線にも使われているようで、英語の他に日本語と中国語で表記される。この地図は日本語。

速度や室外温度なども表示される。これは中国語。
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もちろん、英語表記もある。
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しかし、温度は摂氏と華氏、距離はKmとMilesなど単位の不統一はどうにかならないのでしょうかね?
ちなみに中国語でKmは公里、Milesは英里と表現されていた。まあ、なんとなく理解できる。

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シートポジションの変更ボタン(写真左下)が解りにくい。動かしてみると理解できるのだが、初めて見ると何のスイッチなのかも良く解らない。これもインタフェースが良くない事例なのかもしれないなと「仕事モード」。
ちなみに写真は足を伸ばした状態。スリッパ持参は日本人だけか。。。

行きの飛行機では隣が日系企業C社の米国法人の人。ハワイで仕事をしてデトロイトの自宅に帰るということだった。しかし、週末には本社のあるニューヨークで会議だとか。。。帰りは先日亡くなったルチアーノパバロッティにそっくりのハワイ在住の営業マン。フライトアテンダントも「あなたのCDを持っています。良い歌ですよね」なんて冗談を言って笑っていた。2人ともBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンをもっていた。私も持っているが、飛行機特有のゴーという音がシャーという高い音だけになるだけでも心地よい。もちろん、音楽も音量を下げて聞ける。

飛行機もアメリカでは新幹線といった程度のものなのかもしれない。しかし、8時間のフライトはかなり厳しい。飲み物や食事も日本人には多すぎるなぁ。。。

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これはホノルル着陸1時間前の軽食。とてもケーキには手が出なかった。。。

ほぼ予定通りに着陸。午後3時にはホノルル国際空港から市内バスに乗り、アラモアナセンターで乗り換えて、懐かしいマノアに帰って来た。

しかし、暑い。雲ひとつない快晴の青い空。
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この写真は翌日月曜の朝。いつもの教会と晴天!
帰りは特に時差ぼけはあまり感じなかった。夕方に帰るというのが良いのかもしれない。無理して起きていて、帰ってすぐ寝ることができる。