日: 2007年10月15日

アメリカ国内移動と時差、温度差

今週水曜からCTG(closing the gap)カンファレンスという会議に参加するため、ミネソタ州ミネアポリスに行ってきます。

もちろん、飛行機(アメリカ横断なんとかクイズのような企画?)で行くのですが、ホノルル国際空港からミネアポリスセントポール国際空港まで8時間も掛かります!

しかも、気温差が20℃近くある!

ホノルルの昨日の気温が最高気温27℃、最低気温が18℃。
ミネアポリスの気温が最高気温11℃、最低気温が5℃。
何を着て空港迄行けば良いのか、ちょっと心配。もちろん、日頃のようなTシャツに短パンでは凍死するので、セーターなどはスーツケースに入れて行きますけど。。。

さらに時差が5時間(ハワイにはサマータイムがなく、ミネソタにはある)もある!

アメリカには6つものタイムゾーンがあります。(東側から)

 東海岸標準時(Eastern Standard Time: EST) GMT-5時間
  (ニューヨーク、ワシントン、ボストン、マイアミなど)
 中西部標準時(Central Standard Time: CST) GMT-6時間
  (シカゴ、ヒューストン、ミネアポリスなど)
 山岳部標準時(Mountain Standard Time: MST) GMT-7時間
  (フェニックス、デンバー、ソルトレークシティなど)
 太平洋標準時(Pacific Standard Time: PST) GMT-8時間
  (ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなど)
 アラスカ GMT-9時間
  (アンカレッジなど)
 ハワイ GMT-10時間
  (ホノルルなど)

アメリカだけで6時間分、つまり地球の1/4(6時間/24時間)もの時差を持っていることになります。さらに、アメリカには離島の領土があります。例えば、日本と1時間の時差しかないグアム&サイパン島があります。さらにプエルトリコ&米領バージン諸島(GMT-4)、サモア島、ミッドウェー島など(GMT-11)、ハウランド島など(GMT-12)などなど。。。アメリカってでかい国なんですよね。

ちなみにGMTというのはグリニッジ標準時(世界標準時)です。イギリスのグリニッジ天文台を経度ゼロにしたので、そこから時を刻むようになったのです。
日本では東経135度の子午線が通過する兵庫県の明石天文台が標準(GMT+9)となります。

さらにハワイ、アリゾナ、インディアナ州以外はサマータイム制が敷かれているため、4月から10月末までは1時間進ませています。つまり、夏は日の出が早いので、それに従って朝早くから働く、ということ。効率を考えると良いのかもしれませんが、切り替え直後は事故が多いという事です。カリフォルニアで経験しましたが、夏時間から冬時間に切り替えると、朝がいきなり明るくなりました。(当然ですが。。。)

アメリカでは連邦政府規模の電話サービスの受付時間などは、この時差を考えて作られているので、ハワイでは朝早い時間から昼ごろまでだったりします。