マノア界隈は日系人が多く住んでいる。
そのため、アメリカではどこにでもある(?)スーパーマーケットSAFEWAYのマノア店には、インスタントラーメンからお茶漬け海苔、フリカケ、みりん、うどん、豆腐、練りわさびまである。9年前、カリフォルニアのSAFEWAYにはまともな米も無かった(あるにはあるが、とても糠臭くて食べられなかった)。
余談であるが、マノア店には、「練りわさび」はあるのに、「おろししょうが」はない。そうめんを食べるため、下界のドンキ○ーテまで買い出しに行ったのだった。
先週末、髪の毛がいささかうるさくなってきたので、床屋(BarberShop)に行った。通りからちょっと引っ込んだ所にある小さなお店。美容院と並んで開業している。通勤途中に見つけたのだが、車通勤だったらとても見つからなかっただろうね。
以前、大家さん(考古学教授)に床屋のことを聞いたけど、自分は車で下界まで下りるということだったので、だいたいの金額しか聞かなかった。
Tシャツにサンダルという少しだけでも地元人に見える風体で出かけた。店に入ると東洋系のおばあさんが2人。お客はゼロ。せめてお祖父さんだったら良かったのに、と悔やまれたが入ってしまったのだから仕方ない。1インチ程度短くして欲しいとだけ伝えて、眼鏡を外した。その後、2人ほどお客があり、ちょっと安心。
一瞬、おばあさん同志が日本語で話をしたかのように聞こえた。。。え?。。。「日本人ですか?」って聞いたら、「え?日本の方だったの?」だって(^^;
なぞの中国人に見えたのかもしれない。カリフォルニアに住んでいた時、中華料理屋にいくと必ず中国語で挨拶をされたから。。。
おばあさんは横浜出身。私も厚木に居たことから、相鉄線の話とか、長野にも知人が居て小布施の栗のお菓子を送ってもらったという話、などなど。マノアは日系や東洋系の3世とか4世という人たちが多くいるらしく、その床屋も東洋系の利用者が多いようだった。
雑談をしながら約15分。ざざっと切って、バリカン入れて、さらにちょちょっと整えて、霧吹きして櫛入れて、シャボンもつけずにカミソリ入れて、髪の毛を払い、はい終了!日本にもある「安くて早い店」と同じように洗髪もひげ剃りもなし。
これで$13(チップも含めて$15)。大家さんの価格と同じ。
私はたぶんリピータになるだろう。3月末、帰国間際にはマノア最後の散髪をしてもらおう。そして、写真を撮ってみたいな、おばあちゃんと一緒に。
最近のコメント