月: 2007年9月

徒歩通勤の楽しみNo.3

前回、歩道を歩くとそこに面している家庭(管理)の違いが解るという話をしました。そこで、今日は綺麗に管理されている歩道を見てみましょう。

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University Avenueに面したある歩道です。遠くからも垣根(壁)に沿って花が植えてあることも、庭の中の木も綺麗に剪定されていることも、よく解りますね。

近づいて行くと街路樹の根元にも。。。
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綺麗に花が植えてありました。

もう少し、大学に向かって歩いてみましょう。
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こんな綺麗な花を付けている街路樹の下を歩くと思えば。。。

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頭に覆いかぶさるような木の下を通過すると。。。

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こんな綺麗な黄色い花が沢山咲いていました。

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こんな綺麗な色の花はどんな形なのかと近づくと。。。

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ちょっと変わった形をしていますね。

もちろん、花木の名前はわかりませんが。。。

徒歩通勤の楽しみNo.2

木製電柱の続きです。電柱そのものではなく、架線と街路樹の関係について考えてみましょう。

通勤ではもちろん歩道を歩きます。その歩道の多くは、そこに面した家の人が管理をしているようです。綺麗に整備された芝生の歩道です。中には花壇まで作っている歩道もあります(もちろん、雑草が膝まで伸びている歩道もありますが。。。)
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さて、この写真のどこに目がいきますか?
黄色い横断歩道の標識に目を奪われてしまいますが、手前の電柱とその次の電柱の間には街路樹があります。でも、ちょっと異様な形態をしているとは思いませんか?

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近づいてみると、枝が電線を避けてくれています。しかし、ディズニーやロードオブザリングではないので、木の方から避けてくれる訳ではないと思うのですが。。。

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さらに、強風が吹いているかのような形態の木もあります。でも、とても穏やかな天気の朝の写真なのですけどね。。。

街路樹と電柱や電線は、日本でも結構交差していることがありますが、このように街路樹の形態を変えてまで共存させることは日本ではしないように思います。たぶん、道路を管理する役所か、電線を管理している電力会社が、大きくなる前に切り倒してしまうのではないでしょうか。台風などで倒木があれば、電線を切断してしまい、停電!ということになるのを避けるためなのでしょうけど。。。

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もう少し我が仮の住いに近いところには、こんなに大きな木が(車の大きさと比較すれば解る通り、かなり大きいです)道路を超えて、トンネルのように枝を伸ばしています。しかし、器用にも電線を避けてくれているのですよね。道路を横断し、反対側は民家に侵入している。。。

しかし、樹齢は何年ぐらいなのでしょうか。。。こんなに大きな木。もしかしたら王様がこの下を通った事があるのかもしれません。

アメリカ唯一の宮殿

アメリカに宮殿なんてあるわけないと思い込んでいる人は多いと思います。だって、アメリカの歴史には王様なんていませんから。。。

でも、アメリカでもっとも新しい50番目の州(1959年)であるハワイにはその昔、王様がいた。18世紀末にそれまで3つの王国に分離していたハワイを(西欧から渡来した武器によって)統一したのがカメハメハ一世(大王)。1840年には憲法を発布して立憲君主制となるが、その数年後にはイギリスとフランスが領有権を主張する。
19世紀末にはカラカウア王が来日し、明治天皇と会見している。すでに、それ以前から日本からの移民がハワイに移住している。

しかし、それから数年後、米国人農場主などがクーデターを起こし、王制を打倒し臨時政府を樹立したのが1893年。1895年1月、リリウオカラニ女王が廃位となりハワイ王国滅亡となる。

で、能書きはこれまで。つまり、王様が居て、その住まいが王宮なのだから、宮殿がある。

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イオラニ宮殿(Iolani Palace)正面

正面直下から見上げると
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頭上にたなびくのはハワイ州旗(=ハワイ王国の国旗)である。大英帝国でもないのにユニオンジャック(イギリスの国旗)が刷り込まれている。理由は多説あり。

正面から振り返ってみると
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大きな木(この木、なんの木、きになる木...)

さらにこんな木もある。(ロードオブザリングに出てくる「話せて歩ける木」のようだ。名前を忘れた。。。)
S
写真では解りづらいがものすごく大きい。
(デジカメでは入りきらず上下に2分割して後から合成)

下から見上げると太陽も隠れる。
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根なのか枝なのか。。。下がっている。途中迄のもあるし、地面にまで到達しているのもある。。。途中迄のものが枝。地面に達しているのが根?
(植物学者さま、教えてください!)

ゲートにはこんなプレートがありました。
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"The Bus" Route
(1) E.Manoa Rd + Huapala St.
    <No.6>
(2) Queen St + Punchbowl St.
    by walk few min.

徒歩通勤の楽しみNo.1

毎日、炎天下を30分もかけて徒歩通勤している。

現地人に言わせるとクレージーな日本人だ、ということになるのだが、結構楽しみも多いのだ。

日本では見かけない物や新たな発見があったりする。車で通勤してしまうと見過ごしてしまうことも多いのではないだろうか。もちろん脇見運転は問題なのだし。

こちらに来てすぐに発見したのがこれ。
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木製の電柱に大きな変圧器。

日本ではすでに見かけないような古めかしい電柱ばかりなのである。日本ではすでに見慣れてしまったコンクリート製の電柱など見かけない。その電柱の上には必ずといって良いほど大きな変圧器がある。専門用語?では柱上トランス。中には冷却オイルが満ちたトランスが封入されていて、数百ボルトの電圧を117ボルト(日本の場合には100ボルト)に下げる。交流は電圧を高くすることで効率よく送電できるからなのだが。。。

電柱に限らず、道路なども同様。アスファルトに穴が開いたらそこを埋める。そのため、フリーウェイだろうが一般道だろうが、工事の痕が沢山あり、そのつなぎ目がまた不快な振動を与えたり、水がたまり、さらに陥没するのだが。。。

インフラの多くが、日本との考え方の違いから、同上のような状況にある。つまり、壊れたら修理すれば良い。道路も穴があいたら、そこを埋めれば良い。ハリケーンで送電線が切断されたらそこを繋げば良い。古くても使えているのであればわざわざ取り替える必要はない。古い物と新しい物が混在しても技術のある人材を確保できればそれでよし。というのがアメリカ。
道路は陥没する前に、ある区間を全面的に舗装し直す。電線も切断する前に張り直す。システムも全面的に新しいものに置き換える。古い物と新しい物を混在させると補修する人の手当も研修も大変だから、全面的に新しいものに置き換えて、それを修理できる人員のみを雇用する。というのが日本。

もっとスローに生きたいな、と考えるのであればアメリカなのかもしれない。。。でも、そうと言い切れない面も多々あるのがアメリカ。

続 トランスフォーマ

静止画ではその素早さがわからないので撮影しました。

今朝、朝8時45分からミーティングがあるため、家を8時過ぎには出ないと間に合わない。。。ということで早起きしました。そのついでに7時過ぎにくる清掃さを待ち伏せしてゲット!