月: 2006年12月

これもスローライフ?

年末年始は実家で過ごす薪割人です。もちろん、実家@名古屋には薪もストーブも煙突すらありません。
実家に私の宝物が眠っていました。
_st
これが宝物に見える人は半世紀ほど過去の技術に強い人だと思います。当時は先端技術、でも現在ではアナログなレトロのスローなテクノロジーなのかもしれません。
これは真空管というもの。しかも、真空管の中でも戦前戦後の時代に活躍したST管という比較的大きなものです。もしかしたら玉音放送などをこれで聞いた人たちも多かったのではないかと思います。
私が中学1年の時に受験した国家試験(電話級アマチュア無線技士)の無線工学(電気回路)は、真空管ではなくトランジスタ回路でしたから、私自身もトランジスタ世代です。
来年は時間を見つけて、これでラジオを作りたいと思っています。半世紀前は最先端技術だったのかもしれませんが、現在ではラジオの製作すらスローライフなモノづくりなのでしょうか。それも、トランジスタではなく真空管、真空管の中でもST管を使うなんて。
これで並四ラジオが作れそうです。パーツとしてはまだまだ足りませんが。。。
Set
今、紅白でドリカムが歌い終わりました。たぶん、今年最後のblog書き込みになるのかもしれません。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

積雪!

大雨の後は、今シーズン初の積雪です。
玄関脇にあるウッドデッキの手すりに積もっています。我が家はまだクリスマスリースが飾ってありますが、門松代りのつもりで年始までそのままです(^^;
1616164_img
夕方までは晴れていました。でも、夕食後しばらく経った10時を過ぎた辺り、妙に外が明るいことに気がつきました。そしたら。。。積雪3cm程度ですけど、今シーズン初です。
あまり多く降らなければ良いのですが。。。

低気圧一過の夜空

当地も昨日から大雨でした。千曲川もかなり水量が増しています。
夕方になって日が射してきました。
午後8時すぎ、庭からの夜空です。下の屋根が我が家です。
Orion
デジカメを三脚に固定して絞りF3.5で20秒間ほどシャッターを開けます。すると星が写ります。ズームレンズで広角にするとこれくらい写ります。(Photoshopで補正しています)
冬の星座の代名詞、オリオン座にズームで寄ってみると。。。
Orion2
小三ツ星のオリオン大星雲もかろうじて確認できますね。これも三脚に固定して絞りF4.5で10秒間の露出です。ピントがちょっと甘いかなぁ。。。(これも、もちろんPhotoshopで補正しています)
地球は自転しているため、夜空の星は刻一刻と東から西へ移動していきます。そのため、露出時間を長くすると星は尾を引くように移動してしまうので、固定撮影ではこれくらいが限界でしょう。
もっと綺麗に、小さな(暗い)星まで写したくなります。そのためにはポータブル赤道儀+モータードライブが欲しくなってしまいます。

クリスマスイブ

今日はクリスマスイブ。毎年恒例のローストチキンを作りました。
Chicken
鶏1羽をよく洗い、乾かしてから、腹の中にレモンを絞り、胡椒をふり、セロリ、人参、ネギなどをぎっしりと詰め、凧糸で縛ります。外側にも同じようにレモンと胡椒をしっかりとふります。
ダッジオーブンに入れ、ジャガイモ、タマネギを隙間に詰めて、約90分間ローストします。
そのまま、あるいはマスタード、ホースラディッシュなどで食べます。今年は徳島の友人より頂いた「スダチ胡椒」で食べました。とても美味しく頂けました! S兄様、ありがとう!
今夜の我が家です。
Christmas2006
星空も写したかったのですが、あいにく曇天でした。

クリスマスツリー

今年もクリスマスツリーのシーズンとなってきました。我が家の120cm程度の小さなクリスマスツリーは階段下の空間に収まってしまいます。
Img_6102
オーナメントなどが大きすぎてバランスが悪いですよね。それは仕方ないのかもしれません。
オーナメントなど飾りの多くは、アメリカ滞在時のクリスマスのために購入したものなのです。その時のクリスマスツリーは本物のもみの木で、アメリカのアパートの天井に付きそうなぐらいの高さがありました。(高さ2m以上!)
Tree_top
Treesons_1
当時撮影したツリーと子どもたち(8年前の写真)です。
本物のもみの木はシーズンともなると幹線道路脇の広場など各所で売っています。もちろん根などは切ってありますが、水が補給できるスタンドを利用すれば1ヶ月以上は青々としています。
日本で一般的なプラスチック製のもみの木と比較しても1/3程度の価格で購入できます。しかし、本物のクリスマスツリーは1〜2ヶ月程度で枯れますので使い回しができません。さらに、大きなものであれば処分に困ります。アメリカの場合、多くの家庭では年が明けると「燃える粗大ゴミ(!)」回収の時、その多くが道に出ていました。
シーズンともなると、天井にクリスマスツリーを(ビニールひもで)縛り付けた自動車(トラックでもなければ、キャリアが付いているものでもありません)が往来していますよ。