月: 2006年1月

真空管アンプの響き

電子工作キットというと、その昔(小学生=35年ほど前かなぁ)、ゲルマニウムラジオを作ったのが最初。その時、ハンダごてというものをはじめて使ってハンダづけをしたのだが、ラジオに付き物のバリコン(ゲルマニウムラジオの場合にはポリバリコン)に穴をあけてしまったり、電線の被覆ビニールが溶けてしまったり、とても難しかったことを記憶している。
その後もハンダごてを使い続けて35年。中学1年の時、0-V-2という真空管式短波受信機を苦労の末作り上げ、そこで楽し気に会話をしている「ハム=アマチュア無線」が気になってしまい、中学2年で電話級アマチュア無線技士に。JR2KDA(すでに廃局してしまいましたが)というコールサインで21MHzと50MHzに出没していた。21MHzってハワイとかオーストラリアなど海外にも(バーチカルアンテナだけど)かなり飛んだんだ。
大学(電子工学科)ではしっかりとTTL(論理回路)での回路設計にハマり、時代遅れとなった真空管からは完全に遠ざかってしまったが。。。
(当時のハンダはもちろん鉛と錫の合金なので、鉛中毒になってもしかたないかぁ。。。)
4年前から一軒家に住むようになって、ようやくオーディオ鑑賞も現役復帰となり、ボロぼろになってしまったスピーカ(ウーファ)のエッジをセーム革で補修したり、スピーカケーブルを替えたり。。。しかし、ボリュームがガリガリだったり、コンデンサの経年変化なのか音質も気になり出してしまい、さらには音がでないような事態に。
そんな状況もあり、以前から憧れていた真空管のシングルアンプをいろいろと探してみると、エ○キットという電子工作キットの会社から数量限定の真空管アンプキットが販売されたことを知り、いろいろと調べてみた。電子工作キットなんて。。。ということだったけど、質を重視したものであり、早速注文へ。
冬休みを利用して(と、言っても夜の数時間を2日間)組み上げてしまった。300Bという真空管をステレオ(8W+8w)のため2本。前段にも2本。真空管4本のアンプです。まだ、エージングの状態ですが、とても澄み渡った音が出ています。
300B amp

お正月兼用のリース

クリスマスの時期に玄関を飾り付けるものがリース。
お正月に玄関をきりりと引き締めるのが門松。
それぞれを飾るとなると時間的なゆとりが必要です。しかし、なかなかその「ゆとり」がなくなっております当家では、一石二鳥(?)のようなリースをかみさんがこしらえました。
遠目に見ればしっかりとしたリース。季節外れと思われても仕方ありませんが、近づいてよく見ると、そこには独楽や鯛が居ますよ。なんと日本的な!
我が家は日本家屋とはとても言えない造りなので、門松などは置くことはありませんが、このリースのずっと上にはしめ縄がひっそりと掛かっています。全く不釣り合いではありますが。。。
今年もどうぞよろしく!
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