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徒歩通勤の楽しみNo.2

木製電柱の続きです。電柱そのものではなく、架線と街路樹の関係について考えてみましょう。

通勤ではもちろん歩道を歩きます。その歩道の多くは、そこに面した家の人が管理をしているようです。綺麗に整備された芝生の歩道です。中には花壇まで作っている歩道もあります(もちろん、雑草が膝まで伸びている歩道もありますが。。。)
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さて、この写真のどこに目がいきますか?
黄色い横断歩道の標識に目を奪われてしまいますが、手前の電柱とその次の電柱の間には街路樹があります。でも、ちょっと異様な形態をしているとは思いませんか?

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近づいてみると、枝が電線を避けてくれています。しかし、ディズニーやロードオブザリングではないので、木の方から避けてくれる訳ではないと思うのですが。。。

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さらに、強風が吹いているかのような形態の木もあります。でも、とても穏やかな天気の朝の写真なのですけどね。。。

街路樹と電柱や電線は、日本でも結構交差していることがありますが、このように街路樹の形態を変えてまで共存させることは日本ではしないように思います。たぶん、道路を管理する役所か、電線を管理している電力会社が、大きくなる前に切り倒してしまうのではないでしょうか。台風などで倒木があれば、電線を切断してしまい、停電!ということになるのを避けるためなのでしょうけど。。。

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もう少し我が仮の住いに近いところには、こんなに大きな木が(車の大きさと比較すれば解る通り、かなり大きいです)道路を超えて、トンネルのように枝を伸ばしています。しかし、器用にも電線を避けてくれているのですよね。道路を横断し、反対側は民家に侵入している。。。

しかし、樹齢は何年ぐらいなのでしょうか。。。こんなに大きな木。もしかしたら王様がこの下を通った事があるのかもしれません。

徒歩通勤の楽しみNo.1

毎日、炎天下を30分もかけて徒歩通勤している。

現地人に言わせるとクレージーな日本人だ、ということになるのだが、結構楽しみも多いのだ。

日本では見かけない物や新たな発見があったりする。車で通勤してしまうと見過ごしてしまうことも多いのではないだろうか。もちろん脇見運転は問題なのだし。

こちらに来てすぐに発見したのがこれ。
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木製の電柱に大きな変圧器。

日本ではすでに見かけないような古めかしい電柱ばかりなのである。日本ではすでに見慣れてしまったコンクリート製の電柱など見かけない。その電柱の上には必ずといって良いほど大きな変圧器がある。専門用語?では柱上トランス。中には冷却オイルが満ちたトランスが封入されていて、数百ボルトの電圧を117ボルト(日本の場合には100ボルト)に下げる。交流は電圧を高くすることで効率よく送電できるからなのだが。。。

電柱に限らず、道路なども同様。アスファルトに穴が開いたらそこを埋める。そのため、フリーウェイだろうが一般道だろうが、工事の痕が沢山あり、そのつなぎ目がまた不快な振動を与えたり、水がたまり、さらに陥没するのだが。。。

インフラの多くが、日本との考え方の違いから、同上のような状況にある。つまり、壊れたら修理すれば良い。道路も穴があいたら、そこを埋めれば良い。ハリケーンで送電線が切断されたらそこを繋げば良い。古くても使えているのであればわざわざ取り替える必要はない。古い物と新しい物が混在しても技術のある人材を確保できればそれでよし。というのがアメリカ。
道路は陥没する前に、ある区間を全面的に舗装し直す。電線も切断する前に張り直す。システムも全面的に新しいものに置き換える。古い物と新しい物を混在させると補修する人の手当も研修も大変だから、全面的に新しいものに置き換えて、それを修理できる人員のみを雇用する。というのが日本。

もっとスローに生きたいな、と考えるのであればアメリカなのかもしれない。。。でも、そうと言い切れない面も多々あるのがアメリカ。

ハワイに対する日本人のイメージ

ハワイと言えば

昔は...新婚旅行の行き先

今は...セカンドライフの地

と、答えるのが多くの日本人かもしれない。

私も含めて、多くの日本人はハワイ=南国の楽園、だと信じている。もちろん、それは間違いではないのだが、いくらか誤解している部分も多いのではないだろうか。。。

 

以下、数週間の滞在の中で気がついた点、気になった事項について、書いてみたい。もちろん、私の住んでいるオアフ島のしかもマノア(山側)での生活が中心となるので、一般的なものではなく、単なる個人的なもの。

まず、ハワイは日本でいうところの沖縄と似ている。つまり、軍事基地の島。要塞。極東をにらんだ軍事拠点。そのため、住民の仕事の多くも軍関係や、その下請けなどの仕事が多いそうだ。ホノルル国際空港に降り立つと良くわかる。戦略爆撃機などが所狭しと駐機している。

ハワイ州は全般的には雨
が少なく、草地も枯れているところが多く見られる。しかし、私の住んでいるオアフ島のマノ
アという所は、ワイキキビーチから吹く海風が、背後の山により上昇し、雲が発生し
ほぼ毎日のように雨が降る。そのため、緑が豊かで、風景もどことなく日本の田舎的に見える。
また、その山を超えた先の町(カネオヘ、カイルアという地域)も同様に雨が多く、
密林のような地域が広がっている。そのため、映画「ジュラシックパーク」などの
恐竜が出てくる場所としての撮影ポイントでもある。

ワイキキは、現在もなお40階を超すようなコンドミニアムの
建設ラッシュ。他の島(自然を楽しむ観光地)とは大きく異なっているようだ。
投機/投資対象の物件が多く、特に日本人が購入するのだと言う。
以前は新婚旅行などの観光スポットだったようだが、このところ観光目的で来る人数は激減しているらしい。そのためなのか、現在では日本人リタイヤ組のセカ
ンドライフに焦点を当て、「年金を貰いながらハワイで気ままな生活」というような
キャッチコピーがいたるところで見受けられる。
そのため、ワイキキビーチ周辺はニューヨークと
間違えそうなくらい高層ビルが乱立している。
しかし、これらのバブル的な投機が去った後はどうなるのか?ということまで考えて
いないようにも思えるが。。。日本からの(裕福な)高齢者が押し寄せても、それをケア
できるサービスが整っていない。水道は地下からくみ上げているが、気象の変化で
雨が少なくなったらどうなるか。電気は島の西に1つだけ火力発電所があるが、
これもハリケーンなどがくるとすぐに送電停止。電気が不可欠な島の生活で、送電停止となったら生活できない。高層コンドミニアムのエレベータは停止するし、水もポンプが停止するので止まるし、エアコンもオーブンも動かない。。。日常生活の多くを電気に
頼っているので生活できなくなる。

ゴミ処理はもっとも問題!
分別もせず可燃ゴミも不燃ゴミも資源ゴミもいっしょくたにして埋めている(焼却ではない!)。埋め立て地も、 すでに許容量が見えてきたようで、他の処理施設を探している状況。でも、見つけるのも大変だけど、燃やすなり、リサイクルしないといけないのでは???狭い島なのだから。。。

さらに、青果事情も困ったもの。観光農園などでは作っている「パイナップル」も、スー
パーにならんでいるのはカリフォルニア産を空輸している。カリフォルニアの広大
な畑で、自動的に管理された生産性の高い方がコストがかからないことから安価となり地元産は衰退。。。そのため、
それほど広くない畑には地域の人たちがたべるトウモロコシや、コーヒー豆は作って
いるが、サトウキビやパイナップルが果て迄つづくという畑は見なかった。

ハワイはアメリカの中でもっとも新しい州。でも、財政基盤は良くないように見える。ハワイ大学の施設もかなり古いし教員の給料も安いらしい。

9年前のカリフォルニア
では、すでに5つのゴミ箱(可燃ゴミ、ペットボトル、透明硝子、色硝子、紙製品)に分別して捨てていたため、何でも1つのゴミとして捨てても良い、ということを
大家から聞いた時にはびっくりした。
さらに物価(特に不動産は異常で、カリフォルニアのシリコンバレーと同じくらい高い!)が高いため、職業はあっても、住む所がない
というホームレスが海岸にテントを張って住んでいる(これもワーキングプアの一種)。テントの数を見ると、かなりの数いるようだ。
海岸には水道があるし、バーベキューのための施設もあるし、ゴミも収集にくるため、ホームレスには
格好の場所。
スーパーにならぶ野菜や果物はカリフォルニアの方が遥かに新鮮で、安かった
のではと感じた。

天文台はハワイ島(東側のもっとも大きな島で、まだ火山活動の活発な島)にあり、
標高4200m(富士山より高い!)のマウナケア山に世界中から天体物理学者が集まるが、望遠鏡を覗くというのは過去の話で、実際にはCCDカメラなどが覗いている。そのため、実際の
観測ポイントは中腹の2000m付近らしい。4200mに長時間滞在すると高
山病になってしまうということから、研究者や技術者も泊まり込むことはないという。ハワイ島はまだ火山活動中であり、観光としてはマウナロア山の溶岩を見る、あるいは
マウナケア山での星空観察、などがある。気候は。。。行った事が無いので
わからないけど、ぜひマウナケア山には登って(車でいける!)星空を眺めてみたい。

マノア界隈

マノア界隈は日系人が多く住んでいる。

そのため、アメリカではどこにでもある(?)スーパーマーケットSAFEWAYのマノア店には、インスタントラーメンからお茶漬け海苔、フリカケ、みりん、うどん、豆腐、練りわさびまである。9年前、カリフォルニアのSAFEWAYにはまともな米も無かった(あるにはあるが、とても糠臭くて食べられなかった)。

余談であるが、マノア店には、「練りわさび」はあるのに、「おろししょうが」はない。そうめんを食べるため、下界のドンキ○ーテまで買い出しに行ったのだった。

先週末、髪の毛がいささかうるさくなってきたので、床屋(BarberShop)に行った。通りからちょっと引っ込んだ所にある小さなお店。美容院と並んで開業している。通勤途中に見つけたのだが、車通勤だったらとても見つからなかっただろうね。
以前、大家さん(考古学教授)に床屋のことを聞いたけど、自分は車で下界まで下りるということだったので、だいたいの金額しか聞かなかった。

Tシャツにサンダルという少しだけでも地元人に見える風体で出かけた。店に入ると東洋系のおばあさんが2人。お客はゼロ。せめてお祖父さんだったら良かったのに、と悔やまれたが入ってしまったのだから仕方ない。1インチ程度短くして欲しいとだけ伝えて、眼鏡を外した。その後、2人ほどお客があり、ちょっと安心。

一瞬、おばあさん同志が日本語で話をしたかのように聞こえた。。。え?。。。「日本人ですか?」って聞いたら、「え?日本の方だったの?」だって(^^;
なぞの中国人に見えたのかもしれない。カリフォルニアに住んでいた時、中華料理屋にいくと必ず中国語で挨拶をされたから。。。

おばあさんは横浜出身。私も厚木に居たことから、相鉄線の話とか、長野にも知人が居て小布施の栗のお菓子を送ってもらったという話、などなど。マノアは日系や東洋系の3世とか4世という人たちが多くいるらしく、その床屋も東洋系の利用者が多いようだった。

雑談をしながら約15分。ざざっと切って、バリカン入れて、さらにちょちょっと整えて、霧吹きして櫛入れて、シャボンもつけずにカミソリ入れて、髪の毛を払い、はい終了!日本にもある「安くて早い店」と同じように洗髪もひげ剃りもなし。
これで$13(チップも含めて$15)。大家さんの価格と同じ。

私はたぶんリピータになるだろう。3月末、帰国間際にはマノア最後の散髪をしてもらおう。そして、写真を撮ってみたいな、おばあちゃんと一緒に。

Holiday! オアフほぼ一周

本日(9/3)はアメリカの祝日Labor Dayです。9月の第一月曜がその日。(日本で言うところのメイデーのようなもの?)

プロジェクトの同僚2人に誘われて、オアフ島ほぼ一周ツアーに出かけました。

朝9時に我が家を出発し、フリーウェイ(H1)を東に進む。
ハワイカイは東の端。
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北上して、カイルア、カネオヘを経てクアロアランチに。
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どこかで見たような景色だと思いませんか?ジュラシックパークやゴジラ(ガズィラ:アメリカ版)のロケ地でもあります。

さらに北上してノースショアと呼ばれる地域へ。冬期(冬という表現は適さないかもしれませんが)には大きな波が押し寄せる、サーファーのメッカです。
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北端のタートルベイでは有名なエビを食べました。
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行列のできる店のガーリックスカンピ。これで12$はちょっと高いかも。

南下して、サンセットビーチへ。
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そして、ハレイワにある有名なマツモト・シェーブアイス。ここも行列のできる店。たぶん、30分は炎天下、待った。。。
かき氷に似ているけれども、氷が雪のように細かい。
小が$1.50、大が$2。小にアイスクリームあるいはアズキを追加して$2。シロップは注文できる。
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写真は小のアズキ入りでレインボー(でも4色)。しかし、アズキやアイスは一番底になっているのでちょっと掘り下げないと食べる事ができない。。。
やはり、日本人としてはかき氷とは呼べないなぁ。

そして、西端に行くと戻らないと帰れないので、そのまま南下。99からH2、H1を経て帰宅。

ほぼ6時間のドライブでした。
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ドライバー担当の同僚Byron(奥、日系4世/日本語は話せない(;_;))とKevin(手前、カリフォルニア生まれ)。

今日は本当にありがとう!