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ミネソタの記憶 〜モールオブアメリカ

モールオブアメリカという名の巨大ショッピングモール。

なんというアメリカ的な名称!

アメリカで一番大きな(何が大きいのかなぁ。。。総床面積?店舗数?集客人数?)モールということらしい。アメリカ人(ハワイ在住)の多くは、私がミネソタに行く!というとモールにショッピングに行くのか?という返事が帰ってくるほど有名らしい。私はそのような返事があってから検索して初めて知った。
(しかし、Yahoo.co.jpで「モールオブアメリカ」とカタカナで検索すると、しっかり上記リンクの英語トップページを引いてくるってことは日本でも有名ってこと?トップページに日本語のリンクもあるってことは日本人がお得意様なの?)

そして、単なる店舗だけではなく、3階建てになっている建物の中央部分は吹き抜けとなっていて、そこには遊園地があり、ジェットコースターなどのライドがいくつもある。つまり、全天候型!凍てつく真冬であっても半袖でジェットコースターに乗り、カミさんとショッピングをして、子ども達と水族館を観るという休日が過ごせるらしい。。。

3階建てになっている建物の4隅はアメリカの4大デパート(メイシーズ、ノードストローム、シアーズ、ブルーミングデールズ)になっている。つまり、デパートを繋ぐ回廊のようなところに500もの店舗がひしめき合っているということ。週末の金曜夕方には多くの家族連れが押し寄せ、レストランには長蛇の列(30〜60分待ち!)となっていた。シャトルバスの関係もあり、あまり遅く迄は居られなかったが。。。

全体的に衣料品関係が多い。知人から「ミネソタ州では衣料品には税金がかからない」ということを聞き、飛行機を使ってでも買い出し?に来ることがなんとなく理解できた。しかし、ウィスコンシンとかノースダコタなど周辺の州からなのだろうなぁ。。。ハワイからではあまりに旅費も時間も掛かりすぎる。しかし、ブランドなどにまったく無頓着な私にすれば、どの店も同じであって、靴を買った知人の行きつけ?の店の名称も聞いたけど覚えていないなぁ。。。

まあ、そのモールで唯一知っている名称のレストランがババガンプであった。日本にも3店舗あるらしいのだが、日本の店には行った事が無い。カリフォルニアのモントレー店(第1号店らしい)が初めて行った店。家族でのアメリカ生活初めてのドライブ旅行がモントレーだった。モントレー水族館の近くにその店があり、行列ができていたので何も知らずに入った。次はサンフランシスコのピア39の店。年末だったか年始だったか、カルトレインという電車でサンフランシスコまで行った。そして、先日カミさんと一緒にホノルルのアラモアナ店に行った(blogに記載ずみ)。だから、4店舗を制覇!

もちろん、それ以外にもパタゴニアやら、ブルックスブラザース、ウィリアムズソノマなど日本でも有名な店舗が多数あった(なんだか信州の某モールにあるような名称ばかりだ)。

さて、アメリカのモールと日本のモールとの大きく異なる点を1つ。

このモールオブアメリカも、ホノルルのアラモアナショッピングセンターも、公共交通の要所となっている。モールオブアメリカではダウンタウンまでの区間をライトレール(新交通システムの路面電車)でつなぎ、路線バスの発着ターミナルになっている。また、アラモアナもほとんどの市内バスの中継基地として、乗り換えるための要所になっている。

つまり、単なる郊外型のショッピングモールではなく、都市計画の一部として、人の移動をそこに集め、さらなる発展や開発に繋げているのだ。モールオブアメリカにせよ、アラモアナにせよ、まだ開発途中であって、どんどんと巨大化している。

官民一体となった開発。アメリカ、恐るべし。

飛行機の旅 〜帰路

ミネソタ州ミネアポリスでの仕事を終えて帰路につく。

昨日の晴天が嘘のようなどんよりとした朝を迎えた。朝食は簡単にホテル内のコーヒーショップで済ましてしまう。カフェラテとクロワッサン。

チェックアウトをしてもまだ予定していたエアポートシャトルの出発まで時間があったが、ホテルの玄関にいくとシャトルがいる。。。時間を聞くと30分早い便を出すという。空いているので、まあいいかと早めに出発。

しかし、飛行機の旅とは機内以外にも待ち時間が沢山ある。2時間前にはチェックインしろと書いてあるため、まじめにそれを守る。セキュリティ検査もすんなりと済み、2時間以上も何をして過ごそうかと思案を巡らせるが、なかなか良いアイデアは浮かばない。

ミネアポリスセントポール国際空港はノースウェストのハブ空港。結構、大きくて人の出入りも激しい。もちろん、お土産屋さんから衣料品、靴、コーヒーなどいろいろな店がある。ミネソタのお土産はメープルシロップらしいが、そんなもの買ってもハワイでは使わないし、いろいろと物色するが、湖関係と、トナカイや熊関係のデザインものばかり。

ウィンドゥショッピングにも疲れたので、ベンチで1時間半過ごす。前を通り過ぎて行く人たちの服装などを見る。高そうな毛皮のコートのご夫人もいれば、半袖Tシャツのお兄ちゃんもいる。人種も多様である。

ゲートまで行ってもまだ30分ある。登場予定の飛行機を眺めていると荷室に積み込む作業が始まった。
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(A330-300 NWA#809便)

やっと搭乗手続きの時間となり機内に。一番前の通路側。そのため、操縦席が見えた!
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行きは東に向かって飛ぶため、地球の自転の影響から早めに着く。しかし、帰りは西に向かって飛ぶため、地球も西へと回ってしまうため時間が掛かる。
サンフランシスコ上空を経由してホノルルに向かう。
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この機材は太平洋路線にも使われているようで、英語の他に日本語と中国語で表記される。この地図は日本語。

速度や室外温度なども表示される。これは中国語。
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もちろん、英語表記もある。
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しかし、温度は摂氏と華氏、距離はKmとMilesなど単位の不統一はどうにかならないのでしょうかね?
ちなみに中国語でKmは公里、Milesは英里と表現されていた。まあ、なんとなく理解できる。

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シートポジションの変更ボタン(写真左下)が解りにくい。動かしてみると理解できるのだが、初めて見ると何のスイッチなのかも良く解らない。これもインタフェースが良くない事例なのかもしれないなと「仕事モード」。
ちなみに写真は足を伸ばした状態。スリッパ持参は日本人だけか。。。

行きの飛行機では隣が日系企業C社の米国法人の人。ハワイで仕事をしてデトロイトの自宅に帰るということだった。しかし、週末には本社のあるニューヨークで会議だとか。。。帰りは先日亡くなったルチアーノパバロッティにそっくりのハワイ在住の営業マン。フライトアテンダントも「あなたのCDを持っています。良い歌ですよね」なんて冗談を言って笑っていた。2人ともBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンをもっていた。私も持っているが、飛行機特有のゴーという音がシャーという高い音だけになるだけでも心地よい。もちろん、音楽も音量を下げて聞ける。

飛行機もアメリカでは新幹線といった程度のものなのかもしれない。しかし、8時間のフライトはかなり厳しい。飲み物や食事も日本人には多すぎるなぁ。。。

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これはホノルル着陸1時間前の軽食。とてもケーキには手が出なかった。。。

ほぼ予定通りに着陸。午後3時にはホノルル国際空港から市内バスに乗り、アラモアナセンターで乗り換えて、懐かしいマノアに帰って来た。

しかし、暑い。雲ひとつない快晴の青い空。
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この写真は翌日月曜の朝。いつもの教会と晴天!
帰りは特に時差ぼけはあまり感じなかった。夕方に帰るというのが良いのかもしれない。無理して起きていて、帰ってすぐ寝ることができる。

海外一人旅

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ハワイを午後5時半離陸の予定が酸素の関係(!?)で6時半に離陸。つまり、搭乗した後、1時間程度そのまま待機。

ハワイとの時差5時間のミネソタ州ミネアポリスに到着したのが、現地時間の朝7時。まだ、サマータイム期間なので朝が暗い。さらに天気も雨ときた。。。

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ミネアポリスセントポール国際空港内の掲示には日本語も併記されていた。
「ホテルシャトル Hotel Shuttles」

時間が無い時にでも撮影できたデジカメも、時間が溢れるほどあった搭乗中の機内食も、撮ろうと胸ポケットに入れておいたのにも関わらず忘れた・・・

当地に来て、久しぶりにあう知人(日本人)との2ショットも忘れ、夕食で食べたモールオブアメリカの中のバッバガンプの海老料理もわざわざ持って行ったのにも関わらず忘れた。。。

自分自身では落ち着いているように思えてもかなり頻繁にエラーが起こる。これは緊張のためなのか、ハイになっているためなのか、時差ぼけなのか。。。

とりあえずこれを書いたら寝ることにしよう。そして、明日は明日で考えようと心に決めた。

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では、おやすみなさい。

(写真は後から追加しました)

アメリカ国内移動と時差、温度差

今週水曜からCTG(closing the gap)カンファレンスという会議に参加するため、ミネソタ州ミネアポリスに行ってきます。

もちろん、飛行機(アメリカ横断なんとかクイズのような企画?)で行くのですが、ホノルル国際空港からミネアポリスセントポール国際空港まで8時間も掛かります!

しかも、気温差が20℃近くある!

ホノルルの昨日の気温が最高気温27℃、最低気温が18℃。
ミネアポリスの気温が最高気温11℃、最低気温が5℃。
何を着て空港迄行けば良いのか、ちょっと心配。もちろん、日頃のようなTシャツに短パンでは凍死するので、セーターなどはスーツケースに入れて行きますけど。。。

さらに時差が5時間(ハワイにはサマータイムがなく、ミネソタにはある)もある!

アメリカには6つものタイムゾーンがあります。(東側から)

 東海岸標準時(Eastern Standard Time: EST) GMT-5時間
  (ニューヨーク、ワシントン、ボストン、マイアミなど)
 中西部標準時(Central Standard Time: CST) GMT-6時間
  (シカゴ、ヒューストン、ミネアポリスなど)
 山岳部標準時(Mountain Standard Time: MST) GMT-7時間
  (フェニックス、デンバー、ソルトレークシティなど)
 太平洋標準時(Pacific Standard Time: PST) GMT-8時間
  (ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなど)
 アラスカ GMT-9時間
  (アンカレッジなど)
 ハワイ GMT-10時間
  (ホノルルなど)

アメリカだけで6時間分、つまり地球の1/4(6時間/24時間)もの時差を持っていることになります。さらに、アメリカには離島の領土があります。例えば、日本と1時間の時差しかないグアム&サイパン島があります。さらにプエルトリコ&米領バージン諸島(GMT-4)、サモア島、ミッドウェー島など(GMT-11)、ハウランド島など(GMT-12)などなど。。。アメリカってでかい国なんですよね。

ちなみにGMTというのはグリニッジ標準時(世界標準時)です。イギリスのグリニッジ天文台を経度ゼロにしたので、そこから時を刻むようになったのです。
日本では東経135度の子午線が通過する兵庫県の明石天文台が標準(GMT+9)となります。

さらにハワイ、アリゾナ、インディアナ州以外はサマータイム制が敷かれているため、4月から10月末までは1時間進ませています。つまり、夏は日の出が早いので、それに従って朝早くから働く、ということ。効率を考えると良いのかもしれませんが、切り替え直後は事故が多いという事です。カリフォルニアで経験しましたが、夏時間から冬時間に切り替えると、朝がいきなり明るくなりました。(当然ですが。。。)

アメリカでは連邦政府規模の電話サービスの受付時間などは、この時差を考えて作られているので、ハワイでは朝早い時間から昼ごろまでだったりします。

徒歩通勤の楽しみNo.3

前回、歩道を歩くとそこに面している家庭(管理)の違いが解るという話をしました。そこで、今日は綺麗に管理されている歩道を見てみましょう。

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University Avenueに面したある歩道です。遠くからも垣根(壁)に沿って花が植えてあることも、庭の中の木も綺麗に剪定されていることも、よく解りますね。

近づいて行くと街路樹の根元にも。。。
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綺麗に花が植えてありました。

もう少し、大学に向かって歩いてみましょう。
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こんな綺麗な花を付けている街路樹の下を歩くと思えば。。。

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頭に覆いかぶさるような木の下を通過すると。。。

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こんな綺麗な黄色い花が沢山咲いていました。

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こんな綺麗な色の花はどんな形なのかと近づくと。。。

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ちょっと変わった形をしていますね。

もちろん、花木の名前はわかりませんが。。。