カテゴリー: 旅行・地域

Historicalな土曜

もう12月になってしまいました。私のハワイ滞在もほぼ折り返し地点となります。

今日(12/1土曜)はハワイとポリネシア、ミクロネシアのコレクション数が世界一というBishop Museumビショップミュージアムに行ってきました。
日本語サイトもあるくらいですから、たぶん日本人が多く見学するところなのでしょうね。館内の至る所で日本語が記載してありました。「館内禁煙」「これより立ち入り禁止」などなど。。。

朝10時前には、いつものバス停からNo.6のThe Busに乗りこみました。昨日まで雨天でしたが、今日は雲は多いものの雨は降っていません。途中、1回乗り換えます。以前、途中から徒歩で行ったホノルル美術館を通り過ぎ、官庁街を通り過ぎ、中華街を通り過ぎ、未知の地域へ突入です。

11時すぎに目的地に近いバス停に到着。周囲の景色はなんとなく違うようにも思えるけど、そうでも無いようにも思えるが。。。
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バス停から1ブロックほど海側(マカイ)へ歩くとしっかりと看板がありました。

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ありました、ありました。Bishop Museumの正面ゲート!

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ゲートから中に入るとなぜかモアイ。。。モアイもミクロネシア?

Bishop Museumの入場料は一般が$15.95です。「カマアイナ」というハワイ在住者の割引価格(IDが必要)は半額の$7.95で、もちろん私は「カマアイナ、プリーズ」と言ってIDを見せて、半額で入場しました。

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Bishop Museumのメイン Hawaiian and Polynesian Halls

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撮影禁止とは書いてなかったけど、念のため入口の受付で尋ねたら、もちろんOK!ということで堂々と撮影したのが、カメハメハ大王の家系図。

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これがカメハメハ1世(大王)の肖像画

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トーテンポール?

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なまはげ?
(祭りの時の衣装と書いてありました)

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宇宙服?
(王様の衣装)

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愉快な仲間達?
(お面と盾)

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飛行機?

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なんとか三兄弟?

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ロダン作「地獄の門」?
(眼のところに貝殻が貼付けあるので光っている!)

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ホグワーツ魔法学校?
(館内の階段!)

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多くの建物がこのようなお城のような石造りなのです。

もともとBishop Museumとは、最後の王女パウアヒを追悼するため、夫のチャールズ・ビショップが1889年にカメハメハスクールとビショップミュージアムを創設したのです。

そのため、ミュージアムには、サイエンスアドベンチャーセンターというものがあり、火山活動などを子ども達にもわかりやすく説明しています。

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"溶岩ショー"
(私は12:00を体験しました。日本語もあるのね。。。)

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でんじろう先生のような感じで授業は進み、最後に溶岩が。。。

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防護服を着たでんじろう先生(女性!)が、ゴウゴウと加熱されたるつぼを傾けると、どろどろの溶岩がたらーりと。。。

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広大な敷地のミュージアム。家族連れで来ている人も多く、それなりに良い休日を過ごせそうですよ。

"The Bus" Route
(1) E.Manoa Rd + Huapala St.
    <No.6>
(2) S.Beretania St + Kalakaua Ave.
    <No.2>
(3) N.School St + Kapalama Ave.
    by walk few min.

Arizona Memorial

本日(11/22)はThanksgiving Day(感謝祭)。アメリカの祝日であり、アメリカ人の行事のひとつでもあります。マノアも快晴で、静かな朝を迎えました。
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今朝のマノアの快晴の空

このThanksgiving Dayをはさみ、多くのアメリカ人は休暇をとります。日本のゴールデンウィークに似ていて、アメリカ人大移動の週となります。この、多くのアメリカ人が故郷に帰り、各州に散らばっている多くの家族友人が集まり、ターキー(七面鳥)を食べるという行事については、また別の機会に報告をします。

昨日、Pearl Harbor(真珠湾)にあるUSS Arizona Memorial(USSアリゾナ記念館)に行ってきました。
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ゲートにて(写っているのは見知らぬ観光客です)

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ゲート付近からすでに多くの来館者が行列を作っていました。アリゾナ記念館は国立公園と海軍により共同で管理運営され、ThanksgivingDayとChristmas、NewYear’sDay以外の朝7:30から夕方5:00まで開館しており、来館は無料です。

USS Arizona(戦艦アリゾナ)は1941年12月7日(第二次世界大戦開戦の日)に停泊中の真珠湾にて日本軍の攻撃を受け海底に沈没しました。そして、1962年に記念館として、沈没した戦艦アリゾナの上を左右からまたぐようなデッキが作られ、沈没した戦艦を見ることができます。

来館者はまず無料のチケット(整理券?)を受け取り、順番を待ちます。私たちは午前10時前には到着したのですが、見学ツアーは12:05開始!ということで、2時間以上見学センターや周辺で時間を潰す事となりました。

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見学センターのMuseumには戦艦アリゾナの模型や爆撃を受ける前の真珠湾の様子やその後の様子、戦死した人たちのことや日本軍のことについて展示がなされていました。日本海軍の山本五十六の写真もありました。

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見学センターだけでは時間が潰せないため、となりのBowfin潜水艦(写真後方)を見学したり、ミサイルや潜望鏡などが展示してある施設にも行ってみました。そこには日本海軍の有人魚雷「かいてん」が展示してありました。
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これが「かいてん」。横には内部が見えるように窓が開けられ、操縦部分が見えます。ずいぶんと昔の話ですが、高校生の時に参加したボーイスカウトのオーストラリアジャンボリーにおいて、首都キャンベラの戦争記念館にて同じものが展示してあることを思い出しました。
特攻隊もそうですが、一度出撃したら生きては戻れないというものです。このようなものを二度と作ってはいけません。

さて、なんとか時間を潰して、われわれのツアーが開始されます。まずはどのようにして第二次世界大戦が始まったのかというビデオが23分。アメリカ側の映像だけではなく、日本側の映像もあります。それを見終わると、外に出て、海上にある記念館までの船の乗船します。
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海軍風(?)の制服を来た船員さんが操縦していました。

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アリゾナ記念館の近くには戦艦ミズーリ(1945年9月2日、東京湾における日本の無条件降伏文書調印式が行われた有名な戦艦)が見えます。こちらは別のツアーがありますが、本日はさらに混んでいるもようであり見学を諦めました。

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真っ白な記念館に接岸。

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デッキから戦艦アリゾナの砲台(第3砲台)の基礎が海上に出ているのが見えます。

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デッキ中央部には下部が覗けるようになっており、沈んでいる戦艦がすぐそばに見えます。

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頭上には星条旗。

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奥には戦死者の名簿。

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乗り込めそうなほど近い位置に艦内へ下りる通路。

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覗き込める距離ではないので、手を伸ばしてカメラで撮影すると。。。

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説明では未だに艦内のタンクから重油が漏れているということです。ただし、60年以上も僅かずつ(生態系に影響がない程度?)漏れるのか、回収しなくていいのか?という疑問もありますが。。。

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時間が来たので、再び船で記念館を後にします。

小さな子どもたちも多く見学に来ていました。「卑怯な日本人による不意打ちのような真珠湾攻撃により沈没した戦艦アリゾナ」というナレーションを聴いて、彼らはどう感じるのでしょうか。

また、多くの日本人観光客はワイキキビーチでショッピングをするのでしょうけど、アリゾナにはどれほどの見学者があるのでしょうか。

アリゾナ記念館はアメリカ側から見た第二次世界大戦(太平洋戦争の展開)であり、広島・長崎の原爆は日本側から見た第二次世界大戦(太平洋戦争の終末)なのです。どちらも(説明不足はあるにせよ)歴史的事実であり、お互いがお互いを知る為には、とても大切なところだと思います。それぞれの国の閣僚、官僚らは公式ではなく非公式に(一般にまぎれて)見学することが良いのではないでしょうか。彼らのビデオを見る眼、我々(日本人)を見る眼、子どもらがナレーションをくちづさむこと、雰囲気などを少しでも感じることが必要なのではないかと思います。

帰国後、可能であれば再び広島(あるいは長崎)を訪れたいと思いました。

なんだコレ?No.1

「徒歩通勤の楽しみ」から出題のクイズです。

       何だコレ?!

(1)このロケットは何? どうやったら飛ぶの?
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(2)このブラシは何? 何を洗うものなの?
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(3)これトラックボール? どこに画面があるの?
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答えは次回に。。。

徒歩通勤の楽しみNo.5

ハワイというと「常夏の島」という印象が強い。

11月になったのではあるが、我が仮の住いの窓は全開、半袖短パンという衣服に変化は無いため、まだ夏であることは確かである。もちろん、8月に生活を始めた頃のようなじりじりとした陽射しではなく、炎天下という表現ではないことは確かであるため、それなりに真夏ではなくなってきている。

信州では2月から3月がもっとも寒い。日本の我が家では氷点下20度近くにまで気温が下がるため、不用意に水などを外に出しておくと大変なことになる。住み始めた最初の冬、雨や雪の水が溜まっていたプラスチックのバケツが、翌朝バケツのままの形をした氷になり、バケツは割れていた。水は個体になると膨張するのだ。
(水は液体のままでいるのが、もっとも容積が小さい事になるんだぁ。。。)

さて、常夏の島、特にビーチには暖房は似合わないし、不要なのかもしれない。しかし、我が仮の住まいがあるマノアバレーには「チムニー」=煙突のある家がある!!!
それも、1つ2つではない。いくつもあるのだ。

我が家の裏に面した家のチムニー。焚いていれば確認できるかも。。。
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(朝の虹が掛かっている!)

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どれも立派な角煙突であるが、なかには煤が付いていない綺麗なものもあるので、ある程度は装飾的な要素もあるにせよ、使った形跡がある物件もあり、ビーチとは異なり、「薪を焚いても暑くない」という日があることは確かである。

信州の我が家では毎日ではないにせよ薪ストーブを焚き始めたようである。そろそろ日本は冬になっているのであろうか。。。

徒歩通勤の楽しみNo.4

今日はハロウィーン!

徒歩通勤者としては、できるだけ怪しまれずに通勤途中にある家々の玄関先を探ります。

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我が仮の住いに最も近いお宅の玄関先。ゲートに紙に書いたJack-O-Lanternの数々。

さらに進むと...
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ハロウィーンカボチャの3兄弟!が居ました。

通りに面した所にはこんなテントと飾りも...
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このところ、雨が多いので、休憩と雨宿りのために必要です。しかし、9年前のカリフォルニアよりも、子どもが少ない地域なのか、あまり目立ちません。もちろん、通り沿いにカボチャを売っている所もありません。Safewayというスーパーには69¢/lbで売られていましたが、1ついくらするのか。。。。解りません。

さて、私のオフィスは附属学校の隣にあり、同僚の多くは学校で講師もしています。そのため、魔女に仮装して仕事をしている人もいました!

附属学校でのJack-O-Lanternです。
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かなりの力作です!