カテゴリー: 音楽

カルロスクライバーを聴く

昨夜、某国営衛星放送において指揮者の故カルロスクライバーの追悼番組(?)と80年代の来日公演が放映された。

クライバーのCD(録音)は多くない。というようりも演奏そのものが極端に少ない指揮者でもあるから貴重なもの。
私もCDが数枚、LPを含めても10枚になるかならないか程度しか持っていないと思う。

父親(エーリッヒクライバー)も指揮者であり、偉大な父親を越えようと努力するカルロスクライバーの苦悩が見え隠れする。

昭和女子大「人見記念講堂」での来日公演は20年以上前(?)の映像であるにも関わらず、ひさしぶりに凄い演奏を聴くことができた。もちろん、ハイビジョンでもなければデジタル放送でもない。

そんなことから久しぶりに音楽を聴こうとCDを探してみた。
Beethoven Symphony No.6,  Bayerisches Staatsorchester(1983)
Brahms Symphony No.4,  Wiener Philharmoniker(1980)

久しぶりに真空管アンプにも火が灯り、スピーカと「心」を振動させた。

その後、庭に出ると春がそこまで来ていた。

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サクランボの蕾がかなり膨らんでいた。

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豊後梅も薄紅色の蕾に。

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シバザクラ(白)はなんと咲いていた。

春が来た!

今朝の一曲

信州暮らしの薪は盆休みだからと避暑に行くこともなく自宅でのんびりしています。(信州と言えども標高が500m程度ですから避暑にいきたいのは山々ですが)

明日(金曜)は現場実習の巡回指導があるため仕事となりますが、今日(木曜)と土曜&日曜は静かな(しかし、暑い)休日となります。
涼しくなった夕方、1時間ほど薪割りをしますが、それ以外は特に予定を決めずに過ごそうと思っています。まあ、やるべき事もあるし。。。(仕事)

ゆとりの無い日常ではなかなか聴けない音楽もちょっと腰を据えて聴く事ができますね。まあ、エアコンの聴いたリスニングルームなどがある訳もなく、窓を全開にして控えめな音量で聴く事になるわけではありますが。。。

今朝の一曲は
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Saint-Saens(サンサーンス)交響曲第3番
(Franck交響曲第1番つき)
アンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団
1961年3月ジュネーブにて録音

この3番には「オルガン付き」という副題もあるようにパイプオルガンが入っているけど、iTunes(PowerBookG4)やiPodなどで聴いてもほとんど感じることができないような低音が有名。録音技術もそれなりに必要なもの。だからスピーカで聴かないとねぇ。。。

スイスロマンド管弦楽団には少々思い入れがある。はじめて生で聴いた海外のオケなんですね。指揮はサバリッシュ。曲目はベートヴェン交響曲第6番田園、他だったと思う。当時(大学生)はチケットを手に入れるのも大変だったなぁ。良い席はすぐ埋まるし、金額も高いし。。。

サンサーンスというと動物の謝肉祭(特に白鳥)などで有名だけど交響曲も3つ書いているフランスの作曲家(1835-1921)。

音楽は良いよね。仕事しながら、本読みながら、車の運転をしながら聴けるから。

さて、仕事仕事。。。

夜更けにChristmas Carolを聴く

夜更けにChristmas Carolを聴きました。
久しぶりにじっくりと音楽を聴きました。
久しぶりに真空管アンプに火を入れました。
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1年前、南国の島で仙人のような暮らしをして居た時も同じようにこのCDを聴きました。

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いつも暖かな薪ストーブの炎も、アンプの真空管(ヒーター)も暖かなオレンジ色をしています。

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クリスマスツリーのライトも暖かな電球です。

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玄関に置いてあるスノーマンランプも暖かな光を放っています。

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外はとても寒いのですが、軒先にぶら下げたツララ電球も暖かな色で点滅しています(写真は点滅しませんが...)

外気はすでに氷点下ですが、暖かな光に満ちているクリスマスイブです。

Merry Christmas!

久しぶりにCDを聴く

大学時代の友人(「た」さん)が書いているblogに影響されて、久しぶりに懐かしい曲を手に入れた。数ヶ月前までの海外生活では目覚まし代わりのラジオで朝を迎え、夕方の番組を聴きながら食事をしていたのがとても懐かしく思えるほど、最近は落ち着いて音楽を聴くだけのゆとりがないなぁ。。。

しかし、ワイハでもCDを購入していたわけではあるが、iPodと簡単なスピーカという環境では音質とか雰囲気などがラジオとそれほど変わらないんだなぁ。。。

友人のblogにあった曲とはオルフの「カルミナ・ブラーナ」。有名な曲であるため持っているには持っているんだけどLP盤しかないのでCDを探してみた。そこで見つけたのがこれまた懐かしいサバリッシュ指揮のケルン放送交響楽団。1956年6月録音。半世紀も前のものだけど、まったく古くさい印象は無いし、CDの最後に作曲家であるオルフ自身の感謝の言葉(肉声)が入っている!(ドイツ語なのでわからないが。。。)

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とりあえずMac(iTune)に入れて小さな音で聴いてみた。休日には300Bシングル(真空管)アンプで聴いてみるかな。。。

Christmas Carol

今日、Amazon.comからCDが届いた。

その中の1枚は"A Traditional Christmas Carl Collection"というもの。

この季節、当地ではスーパーやドラッグストアなどの街角で流れることが多いのだが、聞き慣れたフレーズのものもあれば、あまり日本人にはなじみの無い曲も多いので、聴いてみるもの良いだろうと思った。

(日本のクリスマスでは賑やかな曲が多いけど、当地では静かな落ち着いた曲が多いし、その方が雰囲気が出るような気がする。)

我が仮の住まいにはステレオセットとかCDラジカセなどというものはない。では、何で聴いているのかというとiPodに装着するスピーカがあり、それで聴いている。でも、iPodには CDは直接入らないので、一旦Macの iTunesに読み込ませないと聴けないのであるが。。。

我が仮の住まいにおける音響設備!
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夜、余分な照明を落として(アメリカの屋内照明は間接照明が多く、もともとうす暗いのである)、聴いてみるととても穏やかな気持ちになる。

9年前のカリフォルニア生活では、本物のクリスマスツリー(同じ大きさ=高さのプラスチックツリーよりも安かった!)を購入し、オーナメントなどを飾ったことなどを思い出した。ツリーを立てるためのベースには給水のためのタンクがついており、水分を補給するだけで1ヶ月程度は青々とした葉がついていた。もちろん、少しずつ枯れるので落葉して掃除が大変なのだが。。。
屋内には針葉樹特有の香りがしていた。

Christams Carolを聴きながら、そんなことを思い出した。