カテゴリー: 趣味

星空撮影のシーズンに(2)

皆既月食中の星空

皆既月食(2022/11/08 19:26)

 皆既月食中の周囲の星空を撮影したくてチャレンジしてみました。通常は月が明るすぎて周囲の星はほとんど撮影不可ですが、皆既月食となれば月の明るさはかなり低下するため写るんじゃないかなと。(笑)

2022/11/08 19:26
カメラNikonD3300、オールド(笑)レンズ200mmF4(f4開放)
カメラの設定iso1600、シャッター(露光時間)30sec。ポラリエで追尾。

 ポラリエには追尾モードがいくつかあり、通常は星空モード(星野写真)で撮影するのだけれども、今日は月食だからと月追尾モードで撮影したら星が流れる。当たり前だけれど星と月は速度が異なるため、同時に撮影するのはかなり難しい。無理を承知でいろいろと試すことに。まあ、露出を抑えれば良いのはわかるが、そうすると星が暗くなり、感度を上げると皆既月食中といえども月はかなり明るいのでハレーションを起こす。これも経験だわ〜。経験値ゼロだからしかたないかな。(笑)
天王星食だと言われるけれど、どれが天王星?(笑笑)

冬の星座の代名詞オリオン座

オリオン座 燃える木星雲NGC2024と馬頭星雲IC434

 月の出が23時ごろとなったため、冬の星座をターゲットにしてみる。オリオン座が高く登るようになったこともあり、馬頭星雲IC434と燃える木NGC2024。オリオン座の三つ星、つまりベルトの星を対象に。毎年、同じだから変わり映えしない。

2022/12/15 10:30頃
カメラNikonD3300、オールド(笑)レンズ200mmF4(f4開放)
カメラの設定iso3200、シャッター(露光時間)120sec X 12枚コンポジット合成。ポラリエで追尾。
昨シーズン後にポラリエをオーバーホールしたため、ガイドミスは皆無となりました。色調整がイマイチ納得できませんが。。。

冬の星座の代名詞オリオン座(2)

オリオン大星雲(M42)と三つ星周辺

 我が家の北側日陰にはまだ先日の雪が残っています。昨夜も快晴で、星空日和でした。300mm望遠レンズも試しましたがレンズの収差もあり、なかなか思うような画が撮れませんね。腕も未熟ですわ。
 一般的なデジタルカメラのCCDセンサーには赤外光を防ぐフィルタが付いていますが、星空撮影の場合、赤外光もできれば取り込みたいため、私のカメラNikonD3300には赤外も透過する特殊なフィルタに交換してあり、普通の太陽光の下で撮影すると赤っぽくなります。

2022/12/26 21:0頃
燃える木星雲(NGC2024)と馬頭星雲(IC434)を狙うとオリオン大星雲(M42)が明るすぎてホワイトアウトしてしまいます。明るい星雲と暗い星雲を同時に写し込むのは難しいですわ。
カメラNikonD3300、オールド(笑)レンズ200mmF4(f5.6)
カメラの設定iso3200、シャッター(露光時間)60sec X 49枚コンポジット合成。ポラリエで追尾。

 これで2022年の撮り納めでした。

星空撮影のシーズンに

10月になり夜空が比較的安定する季節となりました。

例年のように星雲星団などの撮影に適した時期となり、ボチボチと撮影をはじめました。

アンドロメダ星雲

 上記写真はアンドロメダ座にあるとても有名なアンドロメダ星雲。メシエ天体でM31と称されています。2022/10/29の21時ごろ自宅庭にて撮影。

 撮影機材はニコンのデジタル一眼レフNikon D3300に、とてつもなく古いフィルムカメラ用望遠レンズNikkor 200mmF4レンズを装着し、一絞り絞って(f5.6)利用しています。このレンズは自分が高校生の時、ニコンF2というカメラ用に入手。当時はフィルムカメラでなんとか星座を撮影しようとしていましたがなかなかうまく撮影できませんでした。
 この撮影機材をポータブル赤道機ポラリエに搭載して機械的に追尾しています。正確に極軸を合わせるのがコツです。ポラリエは第1世代のもので、昨年オーバーホールに出しました。

 今回の撮影では、カメラの感度を iso12800,iso3200,iso1600と変え、それぞれ露出は60secごとに10回撮影。この60sec x 10枚で、それぞれの感度ごとにステライメージという天体写真用ソフトを利用して合成(コンポジット)した後、色調などを補正した上で、最終的にはjpegファイルにしてから周囲をトリミングしています。

フリード+ GB6の車内改修(3)

ラッゲージルームの棚のわずかな変更

 前回までの作業は棚を固定する、という構造上の問題を解決したまで。

 実際に物を乗せるにしても走行中に落ちないような工夫も必要だし、車中泊をした際に頭をぶつける可能性もあるためクッション性も必要かなと。。。

  • 棚板上面後側に柵をつける
  • 棚板底面にクッションシートを貼る

などを検討しないといけない。柵は手持ちの丸棒をつけることにした。底面についてはコルクシートを百均にて探したけれど最適な3mm厚がない。しかたないので5mm厚(薄いコルクがスチロール板に貼り付けてあるもの)を入手し、スプレーのりで固定。

最終形(棚板上面後部に柵、底面にコルクシート)
テーブルとの配置はこんな感じ。テーブルは前後に移動可。
固定はエル字アルミアングル。角度と長さ(高さ)を変えてボルトで固定。
座席側から見ると、このような配置に。

 最終的にテーブルと棚を配置して、乗車してみた。

 後席(2列目)のドア側シートベルトがテーブル固定用の板に当たることが判明。つまり、走行中にガタガタとシートベルト用金具が揺れて板にあたり音がする。そのため、シートベルト用金具にクリップをつけて、上の方へずらすことにした。まあ、後席に座るさいには外すのかな。

フリード+ GB6の車内改修(2)

防振・断熱シートを貼る

 やっとのことで天井パネル(ルーフライニング)を下ろすことができた。(半日かかる)

 天井裏(ルーフライニングとルーフとの間)に潜り込み、密林から入手したブチルゴム製の防振・断熱シートを貼ることになった。

ルーフライニングと天井との間(before)
シートの大きさを測りながら大きさを決めてから貼る
あまり寸法は気にせずに切ったから大きさがまちまちです(笑)
前方に行くほど広くなるため隙間を埋める作業
最前列はやや広いため大きなシートそのものを貼る

ルーフライニングをもとに戻す

ルーフライニングを固定し、ピラーガーニッシュやハンドル、室内灯などを戻す

三角窓にスクリーン装着

ラゲージガーニッシュを外したため三角窓のスクリーンも採寸できた(笑)

 ルーフライニングを外すのは結構な工数がかかるため2日がかりでの作業。秋になり涼しくなったためできた。台風14号が来たけれど。。。(笑)
 ラゲージスペースの三角窓にも、ガーニッシュを外して外寸が正確に測れたこともあり、百均で仕入れたプラ版(スクリーン)をぴったり貼り付けることができた。

外からみるとこんな具合。光は漏れるけれど丸見えにはならない。

ラゲージルームのルーフラック(棚)

 ルーフライニングを外した折、フックの両側にある四角い穴(サードシートのグラブレール取り付け用)を利用しボルト止めになる「ロッドホルダー角穴アダプタinno製」を装着できるように穴を開けた。

角穴アダプタにアルミアングルを装着し、棚板を乗せる
棚板(表)に爪付きナットをつけ、下からボルトだけで止める
テーブルと棚の完成。どちらも奥行30cm(棚はまだ未塗装)
完成を祝して「ティー」

フリード+ GB6の車内改修

車中泊用段差改修の後

 新車が1週間で納車という状況(笑)から初回点検(1ヶ月)も終えてひと段落。6月納車という状況からエクスプローラの税金(自動車税、県税)の還付もあり、キャンパーとしてのフリード+をどう改修しようかと思案中。

 すでに前回書いたように車中泊用段差改修(お風呂マットを敷くだけ)はすぐに実行し、ドライブレコーダー(エクスプローラのものをつけ直すだけ)も電源コードをどう配置するのかを考えるだけで、それほど大きな手入れではない。また、カーナビ兼オーディオはiPhoneが接続できるような仕組みだけれど専用USBケーブルがかなり高額なため密林経由で入手した。ナビの入っているセンターコンソールをバラすのが結構厄介なれどYouTubeを検索すれば問題なし。ただ、固定用ネジを少々なめてしまったが。(笑)
 けれど、その後がなかなか検討の段階からすぐには動かない。これまでの人生で「新車」に乗るのは多々あれど、いきなり手を入れるってのはたぶん未だかつてないわな。

 少々気合いをいれて、テーブルを据え付けることにした。

ラゲージスペース(荷室)にテーブルを設置

テーブルを固定するためのサイドボードを配置(右サイド)

 フリード+にはラゲージスペース荷室にユーティリティナットがあり、それを活用することにした。テーブルを装着するためのサイドボードを左右に立ち上げる。ただ、側面は天井に向かい狭くなるため単なる板では配置できないため、形状を工夫した。

左サイドのボードも左右対称な形状に。M6ボルトで仮止め。未塗装。
テーブルを固定するための桟を上部ユーティリティナットに固定。オイル塗装。

 ユーティリティナットは上下に5箇所、片側に10箇所ある。それをうまく活用し、片側4箇所でボードを固定(上部ナット2箇所で桟を固定)し、桟の上にテーブル(奥行き30cm)を乗せるようにした。テーブルはスライドできるようにし、3箇所にボルト固定できるようにした。もちろん、テーブルの奥行きが足りなければ追加できる。桐集成材13mmを利用したため、やや薄いため手を掛けるとたわんでしまう。まあ、強度が必要ならば1枚重ねればいいかな。(笑)

左右のサイドボードに桟をつけ、その上にテーブルを配置
ハッチを開けた状態ではこのような具合に。

天井の消音(制振)・断熱処理

フリード+のルーフライニング

 夏の暑さが収まってきたこともあり、購入当初から実施予定であったフールの制振・断熱処理を実行する。ルーフライニング(天井パネル)を下ろすためには室内灯やサンバイザー、ハンドル、ピラーカバーなどを外す必要があり、結構大変な作業です。

室内灯のカバーを外すと電球やら固定ボルトが見える
2つの固定ボルトを外して、ソケットも外す。
サンバイザーのドア側(外側)のベースを外すのが結構コツが必要
サンバイザーの中央側は左回しで外れる(簡単)
乗降ハンドル(グラブレール)のストッパを外すのが結構固い。(画面ボケ)
サードシートフックのボルトは手動ドライバでは無理。インパクトレンチで。
フロントピラーガーニッシュ(カバー)を外したところ
ドアガーニッシュを外すためにセンターピラーグリップも外す
シートベルトも外せば、ピラーガーニッシュも外せる
ラゲージガーニッシュを外すため、テーブルやパネル、シートベルトを外す
爪で固定されている下側ガーニッシュも外す覚悟で引っ張ること(笑)
5箇所の固定を外すとルーフライニングがおろせるが・・・

 何箇所もの車内灯やハンドル類、パネル類などを外してやっとルールライニングがおろせる・・・と思ったけれど、天井にはいろいろなケーブルやウォッシャー液チューブもあり、それなりにちまちまと外してやっと少しだけ空間が作れる。完全に外してしまうとそれは大変なので、とりあえず空間を作り、天井裏の作業へと続く・・・まだ序の口(笑)