信州に春が来ると一斉に花が咲きます。神奈川にいた頃は梅が咲き、桜が咲き、という具合に徐々にいろいろな木々の花が咲きました。でも、信州はほとんど一斉に咲き始めます。






いづれも2022年4月16日の我が家の庭の写真です。
準スローライフ実践者の日記
信州に春が来ると一斉に花が咲きます。神奈川にいた頃は梅が咲き、桜が咲き、という具合に徐々にいろいろな木々の花が咲きました。でも、信州はほとんど一斉に咲き始めます。
いづれも2022年4月16日の我が家の庭の写真です。
Nikon D3300 + Nikkor 200mm F4(f5.6)、 iso3200、露出60sec x 26(26枚コンポジット合成)、ポラリエ雲台にて追尾。2022/1/24 21:00頃、我が家の庭から。
NGC2244バラ星雲は天文関係の書籍や雑誌などでは知っていた。赤色光(赤外光)でもあり、肉眼ではほとんど見えない。位置は星図で大体の場所はわかっていたし、オリオン座を広角レンズで狙うとかすかに赤黒いぼやっとした光跡が写っている。まさか自分で撮影できるとは思っていなかったが、数回の試行から、それなりに撮影できた。200mm望遠の画角がぴったり。かなり大きい星雲である。
バラ星雲をはじめて撮影できたのは2022年1月4日。いつものオリオン大星雲を撮影した後、なんとなくそのまま望遠レンズを大体の方向に向けて30秒ほど露光してみたら、ファインダの端に写っている。何回か方角を変えながら撮影し、中央付近に据えられた。とりあえず10枚、撮影してみた。それが下の画像。
NGC2244 バラ星雲。Nikon D3300 + Nikkor 200mmF4(f4), iso3200, 60sec x 10枚コンポジット合成、ポラリエにて追尾。2022/01/07 22:00頃 我が家の庭から。
オリオン座は冬の星座の主役。南天でとても目立つ存在でもあり、少年時代にフィルムカメラ(モノクロ)で狙ったのもオリオン座。そして、デジタルカメラではじめて狙った星雲が、オリオン座の中心にあるオリオン大星雲M42である。毎年のように時期がくればカメラや雲台(ポラリエ)のチェックを兼ねて撮影を始める。
M42 オリオン大星雲。Nikon D3300 + Nikkor 200mm F4(f5.6)、 iso3200、露出60sec x 30(30枚コンポジット合成)、ポラリエ雲台にて追尾。2022/1/26 21:00頃、我が家の庭から。
同じくオリオン座にある馬頭星雲。この星雲もバラ星雲と同様、赤色光が主体であり、なおかつ暗黒星雲として馬の頭が存在するため、自分に撮影できるとは考えていなかった。ただ、オリオン大星雲の撮影時にわずかながら薄赤い存在に気づく。また、燃える木星雲は馬頭星雲より明るいため、当初は燃える木星雲をしっかり映るように考えた。
そして、何回もチャレンジし、露出時間を増やすよりコンポジット枚数を増やすことの方が(小型のポラリエには)適していると感じ、枚数を増やしてみた。すると、天文台などで撮影されるような画像、つまり馬の頭がはっきり写るように。
IC434とNGC2024。Nikon D3300 + Nikkor 200mm F4(f5.6)、 iso3200、露出60sec x 28(28枚コンポジット合成)、ポラリエ雲台にて追尾。2022/1/8 21:30頃、我が家の庭から。
星雲といえばアンドロメダ。アンドロメダといえば星雲。星雲と銀河の区別がつかない子どもの頃から憧れの星空ではあるけれど、普通に双眼鏡で見てもモヤっとしか見えない。カメラ(当時は白黒フィルム)を夜空に向けても、固定撮影では限界があり、写っても星が流れたオリオン座がせいぜい。星雲の写真撮影など、とても現実的ではなかった。
社会人になり、家族も増え、信州へスキーにいく時など三脚とカメラを持って行き、星空が見えたら固定撮影をしてくる程度。1990年ごろ、大学院時代の友人とタイまで行って、皆既日食を見にいった。当時はまだフィルム。帰国してから現像に出してコロナがはっきり写っていた時は感動したけれど。もちろん、現地で見たコロナは写真にはない凄さがあった。
その後、デジタルカメラが出現してから、フィルムを装填したり現像(=費用がかかる)することなくバシバシ撮影をすることができるようになるけれど、信州に居住することになっても仕事が忙しく、高価なデジタル一眼などは買えず、そのまましばらく時が過ぎた。中古のニコンD90を手に入れ、フィルム時代のレンズを利用して撮影を始めたのは2010年ごろかな。固定撮影でもそれなりに星座程度は写るようになった。赤道儀があれば綺麗に写るんだろうなぁと思っていた頃、望遠鏡用ではなくポータブル赤道儀としてビクセンからポラリエが発売された。価格も手頃だったこともあり入手。その後、しっかりとした三脚やら雲台などもぼちぼち手に入れながらなんとか望遠レンズでも写せるレベルになった。そうなると、いろいろな難点が目に余るようになる。ニコンD90では熱雑音がかなりあり、60秒程度の露光でももろに赤く写り込んでしまう。次なるデジイチとしてD3300を入手。熱雑音は皆無となり、それなりに綺麗に撮影できるようになった。D90は太陽(日食)や月の撮影要員となり、星空はD3300が独壇場に。そうなるといろいろと写したくなる。
オリオン大星雲M42などの赤い波長はCCDセンサーのフィルタが邪魔をする。どうせ星空しか映さないカメラなんだからとフィルタ交換。なんと馬頭星雲も写せるように。
M42オリオン大星雲の赤い波長がしっかりと写るようになる。さらに三つ星東側近くのNGC2024燃える木星雲まで入れようと思い、画角いっぱいの200mmF4で狙う。するとNGC2024の下にIC434馬頭星雲(赤く淡い散光星雲の中に馬頭形の暗黒星雲)も写っている。
Nikon D3300 + Nikkor 200mm F4(f8)、 iso3200、露出90sec x 4(4枚コンポジット合成)、ポラリエ雲台にて追尾。2021/11/12 22:30頃我が家の庭から。
こんな写真が撮れるようになると楽しくて、寒い夜空はしっかり防寒具を着て庭に出て行ける(笑)。最近、ミラーレスがどんどんと出現してきたこともあり一眼レフは時代遅れに。ニコンはレンズもミラーレス用Zマウントになり、オクでも一眼レフ用Fマウントのレンズ大量に出回ってきた。見ると300mmF4.5が2000円!とのことで落札。外観はしっかりと傷だらけでもレンズはそれなりに綺麗だった。分解して清掃するまでもなく使えそう。
秋を過ぎるとアンドロメダ座が天頂からやや傾く。重くて長い300mm望遠レンズを向けるのが少しだけ楽になる。この手の望遠レンズは回転できるのが良いです。構図を決めるのがとても楽になる。
300mm望遠レンズだとガイドエラーも頻繁に発生する。そのため、一発勝負ではなく、短めの撮影を繰り返して、後から合成(コンポジット)。エラーとなったコマは除外して、うまく撮影できたコマを構成してみる。M31アンドロメダ星雲は肉眼でもかろうじて見えるため、カメラを向けるのはさほど難しくはない。
Nikon D3300 + Nikkor300mmF4.5(f5.6)、 iso6400、露出60sec x 9 (9枚コンポジット合成)、ポラリエ雲台にて追尾。2021/11/07 23:30頃我が家の庭から。
合成などをするためにはphotoshopなどのソフトでの加工技術が必須であり、いろいろと工夫しながら見やすいような画像に仕上げることも必要になる。また、たくさんの画像を合成するためにはガイドミスをなくすための努力も必要(固定方法など)。また、トリミング(拡大・縮小も含む)するだけではなく、色などの調整もできるため、随分とみやすく(見栄えよく)なる。
1枚目とほぼ同様の構図でのオリオン星雲、燃える木星雲、馬頭星雲。固定方法などを確実にしたことで枚数を増やすことができた。40枚撮影して35枚が成功。歩留まりが75%(笑)
Nikon D3300 + Nikkor200mmF4(f5.6)、iso6400、露出60sec x 35(35枚コンポジット合成)、ポラリエ雲台にて追尾。2021/11/29 22:30頃〜我が家の庭から。
合成してあるため、トリミングしてもそれなりに見栄えする(下)。
次は300mmでこれくらいの精度で撮影できるかチェックしてみようかな。
(アップした画像はJPEGで、かつファイル容量を小さくしたためピントがあまくなっていますが、実際にはもうすこしピントがあっていますよ)
随分と前からCollins KWM2Aの修理が継続中です。受信機能はほぼ満足がいく状況で、必要がないにも関わらず送信機能も気になりだして。。。笑
状況としては、前のオーナーAさんは手をいれていない様子だったから、その前のオーナーさんなのか、受信専門のマシンにしていたような気配。送受信を切り替えるリレーが形だけの動かないものが付いていた。古いマシンなので、リレーも特殊なもの。オクでも以前は出品されていたようだけれどとても高額なので手が出ない。そのため、現有OMRONリレーをワイヤーを延長して仮接続して調整中。
あっという間に夏が過ぎ、秋になってしまった。笑
地下室(基礎部分の半地下。基本は倉庫で、一部木工用の工具がある工作室!)の掃除を始めた。住み始めてから20年近くなるため、20年放置していた段ボール箱もある(笑)。それら箱をどけて掃除を開始したら、なぜか木屑のようなゴミがわんさか。確認すると棚の下側を支えている桟が朽ち果てているではないか。。。
嫌な予感がして、そのあたりの道具やら箱を撤去。するとかなりの範囲で虫食い状態。至急、懇意にしているログハウスメーカーに連絡をして見にきてもらった。シロアリ駆除の人も。結論はやはりシロアリ。棚を撤去して窓枠を交換した後、周囲の消毒となる予定。
まずは自力で棚を外す。大工さんになったような状況。いろいろ考えたあげく、窓枠から侵入したアリが桟に入ったことでもあり、棚は窓側の半分は撤去することにした。朽ち果ててしまった部分は廃棄。大丈夫な材料で奥側半分の棚を再構築。
メーカーさんは忙しいようで(コロナ禍のため田舎暮らしの需要があるのかも?)工事の予定が立たないらしい。
今年も10月となり、我が家はハロウィーンの飾りつけ真っ最中。今年もハロウィーンかぼちゃがいくつか実り、孫にも友人家族にも数個づつあげた。さて、今年のジャックオランタンはどんなものができるんだろうか。。。
ちょっと天気が良くて、かみさんと湯の丸山へドライブ。今年でかみさんも退職となるため、来年は登山しにくるかもね。。。体力があるかどうか心配。
今シーズンの余った薪は、まずはキンドリングクラッカーという名の薪割り台を使って小割にします。自宅脇の小割用薪棚がいっぱいになれば、大割のまま次シーズン初めに焚くため用に自宅近くの薪棚へ押し込んでいきます。さらに、入りきらなくなれば、いろいろ片付けながら置けるところへ置いていくことになります。(笑)
すでに入荷している次シーズン用楢原木は、まず50センチ程度にチェンソーで切っていきます。例年1メートル程度で入荷しているため、ほぼ半分にしています。切子はそのまま畑にまいて、肥やしになるはず。。。笑
このハスクバーナのチェンソー(236e)も買い換えてから8年(2012年6月30日の記事。その前の共立グリーンGC33Tは10年でポンプが破損)。すでにカタログにはない製造中止の製品ではあるけれども、それなりに手入れをしているので特に不調にならず毎年元気に動いている。バッテリー型のチェンソーもいろいろなメーカーが製品を出してきた。騒音のことを考えると、それなりに興味はあるんだけれどトルクがもうすこし出ればね。
玉切りした原木は薪割斧でどんどん割ります。年によっては節のたくさんある原木となり、それを割るのに骨が折れます。今年の原木はすなおな良い楢材。スカッと割れてくれます。まあ、この斧も2代目(2015年3月1日の記事)。フルターフォッシュ(スウェーデン製)のスレッジというヘッドが2Kgを超える重さ(以前の和斧が1.5Kg)。もちろん、この重さをうまく振り下ろすことで力をかけずに割ることができる。
最近のコメント