カテゴリー: 文化・芸術

Aloha and Mahalo Dinner

帰国まで1週間となりました。そこで私の滞在するプロジェクトの有志が私のためにお別れ会"Aloha and Mahalo Dinner"を開いてくれました。Alohaはお馴染みの"Hallo" "Good bye" であり、Mahaloは"Thank you"という意味です。

場所は私が外人であるという事で、外人が好きそうなLuau(ローカルな料理とエンターテイメントを堪能する)という憎い演出&嗜好を用意してくれました。場所はGermaine’s Luauという所。旅行者向けのため料金は高めです。私のためにみんなに散財させてしまって申し訳ないなぁ。。。しかも、ホノルルから遠いので3時に迎えに来てもらいました。

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ちょっと早すぎて、まだゲートが開いていない(準備中)。。。

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まずはカクテルを飲みながら音楽と踊りを堪能します。

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ハワイの伝統的料理法(穴をほって、そこに豚をいれて、焼いた石を沢山載せて、さらにヤシの葉などで覆って蒸し焼きにする)も観客に見せてくれます。まだ、とても熱そうな石を素手で取り除き。。。

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網に入っている丸の豚を出しています。

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その後、座席の順番でバイキング形式のディナーを盛りつけます。左上のライスの右にあるのが、蒸し焼きにした豚(カルアポーク)です。

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ちょうど遊びに来ている長男も一緒に招待され、その息子のプレートです。

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お客さんを舞台に上げて、フラの即席レッスン(女性のみ)も!

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日も落ちて、暗くなれば行われるのがファイヤートーチの出し物。

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ぐるぐる回ります。

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もちろん、綺麗な女性の踊りもあります。暗いのでシャッタースピードが遅くて綺麗な女性はぶれて良く見えませんね。。。

お客さんの多くはメインランド(アメリカ本土)からの観光客で、ワイキキからバスで乗り込んできます。ミネソタとかミシシッピとか様々な地域から旅行に来ているようでした。

日本人はそんなに見かけませんでしたが、でも日本語がちょっとだけ聞こえてきましたけど。。。

楽しく、またハワイ滞在の良い思い出を頂いたと思います。みんなに感謝!

( Art + Walking ) / 2 な日曜

この週末は3連休。1月第3月曜は"Dr.Martin Luther King, Jr. Day"というState Holidayなのである。ちなみにMartin Luther King, Jr.とはアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者で牧師でもあるため、キング牧師と略されることもある。1964年ノーベル平和賞受賞者。同時期に活躍したマルコムXとは対局にある非暴力主義で同運動を推進し、"I have a dream"という出だしの演説が有名。

さて、昨夜は久しぶりに横殴りの雨が降っていたのだが、今朝はいい天気となった。そのため、The Contemporary Museum
(ホノルル現代美術館)に行く事とした。このMuseumはホノルルを見わたせるタンタラスの丘に近い。いつも利用しているThe Busでも2回乗り継げば行けないことはないのであるが、地図をじっと眺めるとバスを乗り換えて行くよりも、もしかしたら歩いて行っても待ち時間などを考えると同じ程度で行けるんじゃないかと思い始めた。

Museumの番地が2411 Makiki Heights Dr.であり、Yahoo Mapで道のりを計ってみると2.5mileと出た。まあ、上り坂であることを考えても1時間程度で行けるのではないかと思って、ドライブマップを印刷してから、いつものように水とクッキーを1枚だけウェストポーチに入れて出かける。まあ、途中でくたびれたらバスに乗れば良いし。

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10:00すぎにアパートを出発。途中までは大学への通勤路。右手の丘の向こう側だということは地図で確認。

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途中、でかい木に遭遇。日本であれば切り倒されてしまう運命にあるんだろう。

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あんなに上まで住宅がある。見晴らしは良いんだろうけど買物とか大変だろうなぁとおせっかいな考えをしてみる。

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さすがに高度が高くなると歩道が無くなる。また、山道では車も結構なスピードを出しているので、対向車側(左側)を慎重に歩く。対向車を確認したら草むらに避けるのが賢明である。

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ダイヤモンドヘッド遠望!右の高層ビルはワイキキのコンドミニアム。

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ほぼ歩き始めてから1時間で到着。しかし!
日曜は開館が12時からだいうことでゲートも閉まっているため、さらに上に歩き始める。まあ、タンタラスの丘までは行けないにせよ、見晴らしの効くところがあるだろうと。

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かなり上まで住宅がある。それもかなり高級で広い!

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まだまだ登る!

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ダイヤモンドヘッド遠望。手前にはススキが。。。秋の気配?

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Punchbowl(クレータ)も上から見下ろせる!

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右手奥がHonolulu国際空港なんだけど。。。

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勝手に決めたView Pointからのダイヤモンドヘッド&ワイキキ遠望(クリックすると拡大)

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Museumから登り始めてそろそろ40分。戻るとちょうど開館かなという地点で休憩。
給水とクッキーを補給して下り始める。11:40出発。

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Contemporary Museumに到着。入場料$5なり。(残念ながらカマアイナ割引は無い)

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写真展を写すのはちょっと気が引けるの綺麗な庭をどうぞ!

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お化け屋敷のような現代アート(薄暗い部屋に音響と照明のアート)もあるが、それもちょっと撮影しただけでは雰囲気も伝わりにくいので、お庭でと彫刻で!

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入口脇にある鏡。10cm角程度の小さな鏡が縦横に角度を変えながら壁の配置されている。それを写すと。。。中央左やや上の私がカメラを構えており、その後ろを赤いネックレスをした女性が通り過ぎる写真。

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寄って自分だけを写すと。。。手のパンフレットを持っているのでなんだか解りにくいなぁ。。。

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最後にお庭からのダイヤモンドヘッドを撮影して帰路につく。12:30ごろ出発。

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来た道を戻るのであるが見る角度が違うので綺麗な景色を見ながら帰る。
13:30ごろ到着。

ArtとWalkingの日曜午前であった。

Artな午後

先週末の土曜日、久しぶりに天気がよかったので午後からぶらっとHawaii State Art Museum(ハワイ州立美術館)に行って来た。

2002年にオープンしたという比較的新しく、ハワイに関連した芸術を広範囲に収蔵するという州立の美術館。もちろん無料!だが、日曜・月曜・祝日は休館という。どこの国もお役所が管理するとそうなるのかしらねぇ。。。

場所はIolani Palace(アメリカ唯一の宮殿)の西隣り。州政府の建物の2階部分にあり、これまで見て来たホノルル美術館やビショップミュージアムとは規模が違い、収蔵品もそれほど多くはないが、建物はクラシカルな雰囲気を持つ立派なもの。
特別展など一部は撮影不可なものもあるが、収蔵品の多くは撮影可。

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州政府の建物。この2階部分が州立美術館。

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入口は正面。一旦建物に入り、階段で2階へ。

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2階部分はアーチのついたテラスになっている。内部はエアコンが効いている。

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収蔵品には日系人(日本人?)の作品もある。このダルマはそれぞれの顔が違い、また上手く積み上げられている。(もちろん外れない)

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この幾何学的なアートは見る角度によって全く異なる形態を生み出している。

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これは浮世絵を参考にした作品。先日行って来たHanauma Bayでの宝探しらしいが。。。面白い!(クリックで拡大)

やはり収蔵品が少ないので、あっという間に見学終了。

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ついでにお隣のIolani Palace(イオラニ宮殿)を再び見学。

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なぜか宮殿の周囲には提灯が。。。盆踊りと間違えそうだ。。。

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宮殿からはカメハメハ大王(一世)の像が正面に見える。

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この像、実は2つ目の像。1つ目はフランスからの輸送途中に海に沈んでしまった。新たに作り直したのがコレ。さらに、その後、沈んでしまったものを見つけて引き上げて修理したものがハワイ島にあるらしい。

"The Bus" Route

(1) E.Manoa Rd. + Huapala St.
        <No.6>
(2) Alakea St. + Hotel St.

Thanksgiving Day

11月第4木曜日は、Thanksgiving Day(感謝祭)という祭日です。日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは日本のお盆やお正月のように大切な行事のひとつとなっています。また、木曜だけが祭日なのですが、翌日の金曜を含めて、4連休とするところが多いようです。

Thanksgivingは単なる秋の収穫を祝うという理由ではなく、アメリカの古い歴史から来ているもので、アメリカ固有の行事なのです。コロンブスがアメリカ大陸を発見し、ヨーロッパから「新世界」(当時のアメリカ大陸の呼称)に移民する人たちが増えて行きます。しかし、新世界の生活は楽ではなく、寒さと飢えとの戦いのような状況だったようです。(ドボルザークの交響曲「新世界より」は、彼がアメリカに行った時のことから作曲したんですよね。。。今、偶然にもいつも聴いているFMラジオから、ピッツバーグ交響楽団の交響曲第9番「新世界より」が流れています。)

新世界、あるいは新天地としてのアメリカ大陸は、楽園ではなかったようです。なんとか生き延びた移民たちは、先住民族であるインディアンから狩猟や農耕を学び、そして実りの秋を迎えます。秋の収穫の時期を迎え、その収穫を喜び、神に感謝をするために、家族や友人は集い、会食をするのです。そして、その席には狩猟や農耕を教えてくれた彼らの恩人であるインディアンも招かれ、七面鳥(ローストターキー)やかぼちゃ(パンプキンパイ)などを食べ、神に感謝を捧げたということです。(しかし、その後の歴史はここに記すまでもなく、インディアンは迫害を受けるのですが。。。)

Thanksgiving Dayは官公庁などほとんどが休みとなります。(ちなみに、先日行ったArizona Memorialは、Thanksgiving Day, Christmas, New Year’s Dayの3日だけ休み)
しかし、翌日の金曜はクリスマスセールの初日として買物のお客でごった返すということですが、いつものスーパーマーケットは閑散としていました。まあ、食料や日用品などは関係がないのでしょうね。。。

11月になると、スーパーマーケットには巨大なターキー(スイカよりも大きい!)の冷凍が山積みされます。ほぼ1ポンド1ドル程度のようです。しかし、この巨大なターキーが入るオーブンが多くの家庭にあるということもすごいことではありますが。。。

今年のThanksgiving Dayは、プロジェクトの同僚Raemiのご自宅に、ボスのNeilと共に招待されました。Neilは数十年もの間、アメリカ在住ではありますが、ニュージーランド人なので、Thanksgivingはあまり得意(?)ではないようです。
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お客様なのでアロハで正装のボスと私。

Scienceなひと時

ハワイ大学が運営を担当しているワイキキ水族館は、ワイキキビーチのダイヤモンドヘッド側にあります。

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入場料は一般が$9、市内在住者やシニアなど(IDを見せる必要がある)が$6、中高生と障害者が$4、小学生が$2、4歳以下は無料ということで、私はしっかりとハワイ州のIDを提示し$6で入場。

回覧者には無料で無線レシーバが貸し出されます。日本語のものもありますが、私は在住者なので有無を言わさず英語のを貸してくれました(^^;
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40ほどの水槽には番号が振ってあり、その番号を入力すると説明が聞こえてきますが、音量調整ができないので聞きづらいのです。皆さん、レシーバをしっかりと耳につけていました。

とても小さな水族館です。30分もあればすべてを見れてしまいます。
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まず最初に見たのが珊瑚とかイソギンチャクなど。
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さすがに南国の島。色とりどりの魚くんが沢山いました。
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くらげもいろいろなタイプがいました。暗いので泳いでいるクラゲはボケます。
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屋外にはハワイモンクアザラシというのが、暑いのか直立のまま浮いていました。
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水族館はワイキキビーチに面しています。
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(クリックすると拡大します!)

歩いてみましょう!
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さて防波堤があったので先に行ってみました。
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先端に着きました。
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振り返ると。。。ダイヤモンドヘッド!
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(いつものようにクリックすると大きくなります)

堤防から波打ち際の砂浜に映った自分の影を撮影。
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さてハワイはまだ夏。泳いでいる人が沢山います。木陰は涼しい!
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この木がまたすごいんですよ。
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よく見ると赤い実があるんです。
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日本はそろそろ冬の様相ということですが、当地はまだまだ夏の様相です。

"The Bus" Route
(1) E.Manoa Rd + Huapala St.
    <No.6>
(2) S.King St + Keeaumoku St.
(3) S.King St + Punahou St.
    <No.2>
(4) Kalakaua Ave + Waikiki Aquarium