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フリード+ GB6の車内改修(3)

ラッゲージルームの棚のわずかな変更

 前回までの作業は棚を固定する、という構造上の問題を解決したまで。

 実際に物を乗せるにしても走行中に落ちないような工夫も必要だし、車中泊をした際に頭をぶつける可能性もあるためクッション性も必要かなと。。。

  • 棚板上面後側に柵をつける
  • 棚板底面にクッションシートを貼る

などを検討しないといけない。柵は手持ちの丸棒をつけることにした。底面についてはコルクシートを百均にて探したけれど最適な3mm厚がない。しかたないので5mm厚(薄いコルクがスチロール板に貼り付けてあるもの)を入手し、スプレーのりで固定。

最終形(棚板上面後部に柵、底面にコルクシート)
テーブルとの配置はこんな感じ。テーブルは前後に移動可。
固定はエル字アルミアングル。角度と長さ(高さ)を変えてボルトで固定。
座席側から見ると、このような配置に。

 最終的にテーブルと棚を配置して、乗車してみた。

 後席(2列目)のドア側シートベルトがテーブル固定用の板に当たることが判明。つまり、走行中にガタガタとシートベルト用金具が揺れて板にあたり音がする。そのため、シートベルト用金具にクリップをつけて、上の方へずらすことにした。まあ、後席に座るさいには外すのかな。

フリード+ GB6の車内改修(2)

防振・断熱シートを貼る

 やっとのことで天井パネル(ルーフライニング)を下ろすことができた。(半日かかる)

 天井裏(ルーフライニングとルーフとの間)に潜り込み、密林から入手したブチルゴム製の防振・断熱シートを貼ることになった。

ルーフライニングと天井との間(before)
シートの大きさを測りながら大きさを決めてから貼る
あまり寸法は気にせずに切ったから大きさがまちまちです(笑)
前方に行くほど広くなるため隙間を埋める作業
最前列はやや広いため大きなシートそのものを貼る

ルーフライニングをもとに戻す

ルーフライニングを固定し、ピラーガーニッシュやハンドル、室内灯などを戻す

三角窓にスクリーン装着

ラゲージガーニッシュを外したため三角窓のスクリーンも採寸できた(笑)

 ルーフライニングを外すのは結構な工数がかかるため2日がかりでの作業。秋になり涼しくなったためできた。台風14号が来たけれど。。。(笑)
 ラゲージスペースの三角窓にも、ガーニッシュを外して外寸が正確に測れたこともあり、百均で仕入れたプラ版(スクリーン)をぴったり貼り付けることができた。

外からみるとこんな具合。光は漏れるけれど丸見えにはならない。

ラゲージルームのルーフラック(棚)

 ルーフライニングを外した折、フックの両側にある四角い穴(サードシートのグラブレール取り付け用)を利用しボルト止めになる「ロッドホルダー角穴アダプタinno製」を装着できるように穴を開けた。

角穴アダプタにアルミアングルを装着し、棚板を乗せる
棚板(表)に爪付きナットをつけ、下からボルトだけで止める
テーブルと棚の完成。どちらも奥行30cm(棚はまだ未塗装)
完成を祝して「ティー」

フリード+ GB6の車内改修

車中泊用段差改修の後

 新車が1週間で納車という状況(笑)から初回点検(1ヶ月)も終えてひと段落。6月納車という状況からエクスプローラの税金(自動車税、県税)の還付もあり、キャンパーとしてのフリード+をどう改修しようかと思案中。

 すでに前回書いたように車中泊用段差改修(お風呂マットを敷くだけ)はすぐに実行し、ドライブレコーダー(エクスプローラのものをつけ直すだけ)も電源コードをどう配置するのかを考えるだけで、それほど大きな手入れではない。また、カーナビ兼オーディオはiPhoneが接続できるような仕組みだけれど専用USBケーブルがかなり高額なため密林経由で入手した。ナビの入っているセンターコンソールをバラすのが結構厄介なれどYouTubeを検索すれば問題なし。ただ、固定用ネジを少々なめてしまったが。(笑)
 けれど、その後がなかなか検討の段階からすぐには動かない。これまでの人生で「新車」に乗るのは多々あれど、いきなり手を入れるってのはたぶん未だかつてないわな。

 少々気合いをいれて、テーブルを据え付けることにした。

ラゲージスペース(荷室)にテーブルを設置

テーブルを固定するためのサイドボードを配置(右サイド)

 フリード+にはラゲージスペース荷室にユーティリティナットがあり、それを活用することにした。テーブルを装着するためのサイドボードを左右に立ち上げる。ただ、側面は天井に向かい狭くなるため単なる板では配置できないため、形状を工夫した。

左サイドのボードも左右対称な形状に。M6ボルトで仮止め。未塗装。
テーブルを固定するための桟を上部ユーティリティナットに固定。オイル塗装。

 ユーティリティナットは上下に5箇所、片側に10箇所ある。それをうまく活用し、片側4箇所でボードを固定(上部ナット2箇所で桟を固定)し、桟の上にテーブル(奥行き30cm)を乗せるようにした。テーブルはスライドできるようにし、3箇所にボルト固定できるようにした。もちろん、テーブルの奥行きが足りなければ追加できる。桐集成材13mmを利用したため、やや薄いため手を掛けるとたわんでしまう。まあ、強度が必要ならば1枚重ねればいいかな。(笑)

左右のサイドボードに桟をつけ、その上にテーブルを配置
ハッチを開けた状態ではこのような具合に。

天井の消音(制振)・断熱処理

フリード+のルーフライニング

 夏の暑さが収まってきたこともあり、購入当初から実施予定であったフールの制振・断熱処理を実行する。ルーフライニング(天井パネル)を下ろすためには室内灯やサンバイザー、ハンドル、ピラーカバーなどを外す必要があり、結構大変な作業です。

室内灯のカバーを外すと電球やら固定ボルトが見える
2つの固定ボルトを外して、ソケットも外す。
サンバイザーのドア側(外側)のベースを外すのが結構コツが必要
サンバイザーの中央側は左回しで外れる(簡単)
乗降ハンドル(グラブレール)のストッパを外すのが結構固い。(画面ボケ)
サードシートフックのボルトは手動ドライバでは無理。インパクトレンチで。
フロントピラーガーニッシュ(カバー)を外したところ
ドアガーニッシュを外すためにセンターピラーグリップも外す
シートベルトも外せば、ピラーガーニッシュも外せる
ラゲージガーニッシュを外すため、テーブルやパネル、シートベルトを外す
爪で固定されている下側ガーニッシュも外す覚悟で引っ張ること(笑)
5箇所の固定を外すとルーフライニングがおろせるが・・・

 何箇所もの車内灯やハンドル類、パネル類などを外してやっとルールライニングがおろせる・・・と思ったけれど、天井にはいろいろなケーブルやウォッシャー液チューブもあり、それなりにちまちまと外してやっと少しだけ空間が作れる。完全に外してしまうとそれは大変なので、とりあえず空間を作り、天井裏の作業へと続く・・・まだ序の口(笑)

新しい家族?

車中泊を目指してホンダ フリードプラス

 軽キャンなども視野に入れながら旅行のお供をさがしていたところ、最終的にはそれなりの大きさが必要だと感じたこともあり、バンではなく乗用車に近いワゴン系で選択したのがフリード+。
 長男がフリードハイブリッドに乗っていたこともあり、気にはなっていた。なかなか、この手のライバルがいないんだな。見るだけで販売店にいったところ、なんと新車の在庫があるようで(笑)。1週間で納車となりました。(大笑)

フリードプラス(1500ccガソリンエンジン、4WD)

 とりあえず車中泊のために適当な風呂マット(段差解消)と敷布団を敷いてみるとそれなりに良さげな状態になる。後はどこにいくかを考えるけれど、この暑い時期は無理だわ〜


上越高田の城址公園に咲く蓮

 高速道路を飛ばして最初に行った先は上越高田の蓮。週末に開催されるお祭りを待たずに行って正解でした。蓮の花は満開ではないけれどそれなりに咲いており、またそれなりに人出はあったけれど混雑するほどでもなく、駐車場もすぐ近くに停めることができた。
 ランチはもちろん寿司〜(笑)


「ジブリパークとジブリ展」ユバーバの部屋

 長野県立美術館がオープンしてから行ったことがなかったこともあり、ジブリを見にいく。入場制限があるため事前予約をしたのだがすごい人数だった。これって意味があるのかな?と思うくらい人だらけだった。内容は。。。ネタバレになるので言わない(笑)

さつきとめいの家

さようならフォード

エクスプローラーとお別れしました

 長野県に転居してすぐに購入したのがFord Explorer 2003。何回も車検を通し、毎年の自動車税が高額になっても払い続け(笑)、故障箇所の修理やら腐食部分の塗装などを繰り返してきました。
 しかしながらフォードが日本から撤退してしまい、正規ディーラーとしてのフォードジャパンが消滅し、これまで我が愛車の整備を担ってきた会社もJeepのディーラーとなってしまい、各種パーツについても入手困難な場面が増え、整備のために長野市までいくのも億劫になってきてしまい(こちらは私の老化が原因)まだまだ使える状態ではありましたが手放すことになりました。

手放すことが決まり洗車してから記念撮影
アンクルサムのハットで!

 19年もの間、様々なところへ連れて行ってくれました。長野転居の1年後から家族の一員として楽しい思い出を作ってくれました。長男のバスケット、次男のサッカーなど息子たちのスポーツ遠征にも活躍し、長男が受験の際にはオープンキャンパスへも連れて行ってくれました。長野から新潟を経由して福島へ。そして、入学時にはアパートへ荷物を運んだりしてくれました。次男のオープンキャンパスや受験は新幹線を使いましたが、入学直前に東日本大震災が発生したこともあり引越しは車で。高速道路は通行できましたが給油は5〜10リットル単位。つまり、スタンドのあるSAでは毎回給油をしながらという状況でした。
 私の仕事でも大活躍。実習やゼミでは何名もの学生を乗せたり、高校への模擬講義では手伝ってくれる学生も車いすや義足、コミュニケーションエイドなどの福祉用具を積んでくれました。施設職員の研修事業でも同様に荷物を運搬。春の実習巡回では大雪の時もあり、富山から新潟経由で戻るところ、親知らずで高速道路が閉鎖となり国道を上越高田まで。長野は晴れていました(笑)。大雨の時も、台風が接近したりしても安全に移動してくれました。自宅近くの橋が落ちた時、その4時間ほど前に通過。肝を冷やしたこともありました。
 大学退職後、クリスマスの日に某省のオンライン会議があり、会議終了後にオフィスから帰宅する途中、電圧降下が始まり、いろいろなインジケータが点滅したり警報音が鳴り出して。。。自宅まで持たずにエンジン停止。オルタネータが発電しなくなり、バッテリーの残量だけではエンジンが動かなくなりレッカー移動。年末年始でもあり1月末まで修理となりました。でも、塗装も大丈夫だし、下回りの大丈夫。エンジンも快調。長距離運転はとても楽だし、安心して乗っていられるのは大きなアメ車だからなのかも。CDが壊れ、その後からiPodを音源にして楽しみ、ラジオのアンテナが伸びたままになり、いろいろと不都合があるものの大きな故障も少なく、手をかければまだまだ乗れそうでした。
 とても頑丈だし日本車にはない安心感を与えてくれます。もっともっと楽しい時間を共有できた気がしますが、ガソリンの高騰や高い税金も気になり、車中泊の旅をするためには小回りの効く車が良さそうだし、タイヤの交換もタイヤの重さが気になり出し、リッター6キロという大飯食らいが気になるから。。。
 いろいろ理由はあるけれど、やはり大きいのはフォードが日本から撤退したことで、部品などの供給が難しくなり、自宅近くで相談できる修理工場もないことが不安でした。

長く乗っているから愛着が湧き、なかなか手放せなくなり19年も乗ってしまいました。
良い車です。
 2003年式フォード エクスプローラー XLT 4000cc V6エンジン
アメ車だけど右ハンドルで使い勝手も良かった。
もうこんな大排気量のガソリン車には乗らないだろうね。
排気音も良いサウンドでした。
無事故で過ごせたことは最大の喜びです。
ありがとう。
Thank you for safty driving.