カテゴリー: 日常生活

Hawaii名物プレートランチ

週末に帰国するため、そろそろblogも書き納めかもしれません。

7ヶ月の昼食は大学脇で店を出しているランチワゴンでプレートランチを買う事が多かったですね。特に「ヨシさん」という沖縄出身のおじさんが切り盛りしているランチワゴンで購入する頻度が高かったです。

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これがランチワゴン

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マッシュルームチキンのプレートランチ

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BBQチキンとフライドサイミン(焼きそば)のプレートランチ

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テリヤキビーフのミニプレートランチ(ご飯が隠れてしまう)

当初、ヨシさんが日本人だとは気がつかず、英語で話をしていました。でも、何かの拍子に、レジにいる中国系ベトナム人のおばさんが「ヨシサン」と言っていることが気になり、英語でヨシサンに尋ねると日本人だという返事。
それからランチを購入する時の僅かな時間でありますが、日本語での会話ができるようになりました。

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沖縄出身でこの道30年のヨシさん。息子さんがUHの学生。

(註:プレートランチについてはmixiのフォトアルバムに写真があります)

快晴のマノアバレー

今朝の便で息子が帰国。

早朝、まだ真っ暗な時間に起きて、空が白んで来た頃にバス停に向かい、朝日を浴びながらバスを乗り換え、8時には空港に着きました。10時すぎに出発し、9時間掛かります。西に向かう場合には時間がかかります。日本からだと7時間なのにねぇ。。。(先ほど、息子から無事に成田に着いたとのメールが届きました。一安心。)

今日は朝からいい天気でした。荷造りにはやや蒸し暑くて汗をかきながらの作業となりましたが。。。まだ日本は寒いのでしょうか?

夕方、マノアバレーは雲ひとつない快晴で、夕日が谷に綺麗に差し込んでいました。

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いつものようにアパート窓から教会の見えるマノアバレー一帯の眺め。

この眺めも後1週間だけです。ちょっとセンチメンタル。
(松本伊代。。。古!)

音楽と読書

一人暮らし(単身赴任中)のため、家に居る時は、誰にも気兼ねせず四六時中音楽を聴いている。

朝、目覚まし代わりのFMラジオからNPR(National Public Radio)が自動的に流れてくる。いつものようにニュースから始まり、途中から音楽。週毎に特集(各地のオーケストラ別だったり、作曲家だったり)があり、飽きずに聴けるのはいい番組構成だと思う。
帰宅してからもすぐにラジオを入れて、食事の時も寝る前までついている時もざらになっている。

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そのラジオがこれ。SONY製だが日本国内で販売されているかどうかはわからない。AM/FMはもとより短波も聞ける。時々NHKのラジオジャパンを聞いたりするが、電離層の状況によって聞こえないことも多い。聞こえる時は刻一刻と変化する電離層の状況などから位相差が生じて音が揺れる(フェージング現象)。

昔、タモリがテレビに出始めた頃、短波放送のまねをしていたのを思い出してしまうけど、あれが「笑える」人ってヲタクな人ってことなのかも。。。
アマチュア無線をしていた当時(30年以上前)、ハワイやオーストラリアの人と交信をしたこともあるけど、短波と言えどもあまりフェージングしなかったなぁ。。。今になって思えば高々10W程度の空中線電力で良く飛ぶものだと関心してしまうが。。。

世界の短波放送についてはこんなwebがある。
http://www.wavehandbook.com/

ラジオ(NPR)ばかりだと飽きるので、たまにはiPodで好きな音楽を聴く。しかし、これを聴くぞ!という気構えがあるので、ラジオから突然知っている曲が流れてくる時のような偶然の楽しさはないが。。。

当地でもたまに音楽CDを買う。しかし、CD PlayerやCDラジカセのようなものは持っていないので、iPodに繋がるスピーカから聴く。つまり、音楽CDも一旦Mac(iTunes)に取り込み、iPodと同期を取ってからでなければ聴く事が出来ない。まあ、ちょっとは不便でもiPodを持ち歩く時にすぐに聴けるので、それはそれで便利でもある。

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このiPodも随分と昔もの(6年程前の第2世代?)。

このiPod(15GB)にはハードディスクが入っている。かなり多くのCDを読み込ませてあるがまだ半分程度しか埋まっていない。まあ、ハードディスクとしても利用できるので、なにかのバックアップなどもできるが、新しいiPodのようにビデオとか写真が見れるわけではない(音楽専用!)。バッテリもそろそろ寿命なのかもしれないがなんとか稼働してくれている。末永く動いてほしいマシンの一つである。

夕食後の後片付けをした後、音楽を聴きながら読書などをする。日本ではなかなかそんな余裕もなかったけれど。。。本もこれまであまり手にしなかったようなジャンルも読むようにしている。こんな機会(在外研究員/海外単身赴任)でもないと読書もできないというのはとても悲しいことではあるが。。。

カミさんから送られてくる小説なども読む。内容を確認せず読み始める。もちろん、あたりはずれはあるけれど、あたると数日で読み切ってしまうこともあるし、睡眠薬代わりに読み始めたつもりが引きづり込まれ、気がついたら深夜の3時だったということもある。

これまであまり手にしなかった分野であっても、自分に関わりのある内容であったり、昔住んでいた所が舞台であったり、なんらかの興味関心の持てる内容であればスムーズに読めることを発見!。

先日、浅田次郎著;憑神(つきがみ)を読み始めたのだが、江戸時代の場面設定であることからいきなり難しい漢字と古語的な文体で読み辛いと感じた。しかし、読み進める内に主人公には武士としての哲学があり、それが1本の道糸となっていることがわかると興味が湧いてきた。その興味の原因は、憑神を読む直前に新渡戸稲造著、岬龍一郎訳:武士道を読んでいたためではあるが。

しかし、新渡戸稲造は江戸から明治になり、日本、あるいは日本人に対して、大きな憂いをもっていたのかもしれない。がんばれ日本!というエールのようなものを感じ取ることができる。日本から(距離的も、精神的にも)離れてみると自分が日本人であることを強く感じ、日本や日本人の良い点、優れた点などが見える一方、様々な現状(ニュースなど)を見るにつけ、このままで良いのか?という疑問も芽生えてくるようである。まあ、私は新渡戸稲造の足元にも及ばないのはいうまでも無い事ではあるが。。。

雨期のハワイでは読書と音楽がお似合いのようである。

追伸:今日(日本の1/27)は社会福祉士の国家試験当日である。学生達、精一杯頑張れ!

まだ大晦日

日本から「明けましておめでどう!」メールが届きはじめてきたが、まだ当地は12/31(大晦日)の夕方。しかも、朝から雨と風で買物にいくのも躊躇するような天気。午後からなんとか小降りになったため意を決して買物へ。気温もあまり高くないためトレパン姿で、近くのスーパーに行って今夜のディナー(そんなシャレたものか!)の材料を仕入れる。

クリスマス休暇の前後はテレビからもスーパーの店内もクリスマスキャロルが盛んに流されていたが、クリスマスが終わるといきなり通常モード。大晦日だというのにセールをするでもなく、クリスマスの売れ残りターキーが値下げしていることぐらいだろうか。そのため、年の瀬という日本的な印象は全くなく、いつもの月曜なのである。

今日12/31は月曜なので本来は平日なのであるがオフィスの鍵をもっている同僚らは休日(4連休)を決め込んでいるようなので、しかたなく私も休日にしてしまった。まあ、天気が悪いので大学まで徒歩で行くのもおっくうになるくらいだからよかった様なものか。。。

もちろん、明日1/1(元旦)はアメリカもナショナルホリデーであるため、閉まってしまうお店もあるらしいが、でもその1/1の1日間だけなのである。新年を祝うという習慣はあまりないようだが、スーパーのレジの姉ちゃんからA Happy New Year!と声をかけられたのが新年なのかなぁと。

気候も8月に比べると随分と気温も下がり、Tシャツに短パンでは涼しすぎることもあるが、でも季節的に考えても晩夏か初秋なのである。晴れた日には雲もなんとなく夏の雲ではなく、秋の雲の様にも見えるが、それはそう思い込ましている日本人のDNAがあるからなのかもしれない。

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雨が止んだマノアバレー。どんよりとした雲。年の瀬はあまり感じられない。

Yahooを見ると紅白は白組が勝ったらしいね。明日、1/1夕方から当地の日本語放送局でも英語字幕付きの紅白歌合戦を放映するらしいが。。。
昨日12/30日曜は同じ放送局から「風林火山」が7時から英語字幕付きで放映されていた。我が信州の自宅周辺での出来事なので、地名(城の名称なども含む)などでだいたいどの辺りかは解る。ちょっと懐かしかった。なぜか9時からは「女帝」だったが。。。

歯科!

あれは忘れもしない数日前の12月23日(日曜日)。クリスマスイブ前日の夕食。

口の中に堅いものがあり、肉に骨の破片でも入っていたのかなと口から出してみると、それは金属の破片!長い人生のうち、数回は見た事がある銀色に光る不定形の金属。すぐに何かは解った。

舌で探すも、なかなか見当たらないが。。。あった、あった、左上の最も奥の奥歯が異様に彫りが深い(-_-;

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もっとも、上の奥歯なので、自分では入れられない。。。
鏡で覗き込んでも上の奥歯なので、よく見えない。(よく見えないのは老眼であることも理由だなぁ。。。)
そのままティッシュに包んで確保。

さて、この部位ではないが、なんと今回の渡航の前々日にも別の奥歯の詰め物が外れた。しかも、お盆の金曜の夜。翌日、最寄りの休日診療をしている歯科に電話をして診察。担当の先生に「明日から半年、仕事の関係で国外なんですよ。で、なんとか今日中に治療して!」ってお願いして口を開けると、「特に、お願いされなくてもすぐ治りますよ」という返事。問題なくそのまま元あった場所に。治療費は¥1,000しなかった様な記憶。なんだか申し訳ないなぁと思った。

しかし、これは日本での事。さて、どうしたものかと考えるが、まあ夜だし、日曜だし、今から悩んでも仕方が無いし、しみたり出血している訳でもなさそうなので、そのまま食事を続行。ちょっとは左側をかばって、右で咀嚼するようにはしたが。。。

翌日のクリスマスイブの月曜日。
海外旅行傷害保険(留学向け)に、カリフォルニアに行った時には無かった歯科診療特約を追加しておていた事を確認してから(しっかりと保険には加入していた!)、その保険会社のアメリカ地区担当に電話連絡。

近隣の歯科を紹介してもらうことにした。もちろん、日本語が通じる所があればと頼んだらホノルルには2件も登録されており、そのうち交通の便が良さそうなところの電話番号と診療日、診療時間、所在地などを聴く。

で、そのままクリスマスイブであっても平日なので、電話をする。まあ、当日の予約など所詮無理であったが、もっとも近いのが本日金曜の夕方ということでアポを取付ける。

で、行ってきました。無事に治りました!
でも、外れた金属を入れたのではなく、新しい樹脂を入れました。

虫歯になりかけていた為、その詰め物がはがれたということ。かなり丁寧に状況を説明。もちろん、レントゲン写真をPCディスプレイで見せて、虫歯も神経には達していない事や、鏡を持たせて、自分の口の中を見せて、「ここがこんな状況なので、これから削ります。で、削ってしまうと金属と合わなくなるので、樹脂を入れます。かなり堅い樹脂ですし、金属をセメントで接着させるよりも、歯の組織と融合する樹脂ですのではがれるような確率は減ります。」と。

インフォームドコンセント

もちろん、「歯垢も多いので、虫歯予防のためには半年に1回はクリーニングに来てください。まだ、しばらくは滞在されるのですよね。帰国前にいらっしゃい。」とコマーシャルもついてきましたけど。

保険で半額程度は戻って来るらしいけど、$260ほど請求されました。
もちろん、そんな大金を持ち歩いている訳もなくカードで払いましたけど。。。