投稿者: firewood

スローライフに憧れる準スローライフ実践者

Christmas Eveの夕食に

ハワイは日本との時差がマイナス19時間。
そのため、日本ではとっくに終わってしまったクリスマスイブとやらがこれから始まるようですが。。。

私はキリスト教徒ではないので、ミサに行く訳でもなく、いつもの月曜と変わらないスケジュールで仕事をして日が暮れました。

まあ、例年であれば家族と一緒に美味しい料理を食べながら、ワインを飲み、いろんな話をしたりして楽しい時間が過ぎて行くのでしょうけど。。。

今年は一人の食事となりました。まあ、それも楽しいと思えば楽しいか。。。

夕食(豚肉料理)はともかく適当なものですが、ワインを開けました。

カリフォルニアワインのいつものZinfandelだけど SEGEHESIO(ソノマ)というはじめて購入したワイン。$20程度なので安い部類に入るけど美味しいと思いました。

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また、音楽もいつものiPodで静かな曲を聞きながら。。。
Kreisler: Russian and Slavonic Miniatures/Nicolas Koeckert, Milana Chernyavska(NAXOS)
というヴァイオリンとピアノのCDと
Festive Frolic: A Celebration of Christmas/Roderick Elms, Royal Philharmonic(NAXOS)
という管弦楽と声楽のCD。こちらはクリスマスキャロルも含んでいるけど。。。

いつも窓から見える教会もいつものようにライトアップされているけど、いつもとなぜか違うように見えてしまいましたが。。。
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周囲が暗いのかな。。。

ハワイでハイキングNo.5

先週末よりハワイ大学はクリスマス休暇に入り、オフィスの床をワックスがけするため、仕事もアパート。しかし、これまでは毎日往復1時間の徒歩通勤をしていたのを急に止めて、外出も食材などの買い出しのみとなってしまったこともあり、なんとなく体調も気分も停滞ぎみ。
そんなこともあり、そろそろ「歩きたい!」って足が叫んでいるようにも思えた。

クリスマス休暇といえども雨期。天気がいまいちだったWeekdayに比べて、昨日金曜からなんとか午前は晴れていた事と、土曜の今朝はなんとか青空も雲間に見えていたので、意を決してハイキングに出かける事にした。

今日は、いつもとは違いバスを使ってのアプローチ。でも、バスを使うのは行きだけ。帰りはそのままアパートに歩いて帰って来れるというルート。

朝8時45分、いつも利用するTheBusのNo.6に乗る。University Ave/Beretaniaで下車。そこからS.King Stを東に20分ほど歩き、Kapiolani Blvd/Kaimuki Aveのバス停からTheBusのNo.14(St.Louis Heghts行き)に乗る。もちろん、トランスファーチケットを貰っているので、料金は$2だけ。しかし、No.14というのは1時間に1本しか走っていないため、30分程度バス停でボケ〜と待つことになるが。。。

待望のNo.14のバスに乗り、つづら折れの急坂をバスはどんどんと登って行く。ワイキキが見え、ダイヤモンドヘッドが見え、さらにダイヤモンドヘッドよりも高いところになると、住宅の状況も一変。超高級住宅地である。オシャレなクリスマスの飾り付けをしたり、芝が綺麗に刈られていたり、大きな邸宅ばかりである。

終点(というか、バスはそのままUターンして戻って行くのだが)で下車。ほぼ10時。

ただの住宅地!なので、どこから登るのかしらと一緒に下りたおじさまに聞いたら、そこを下れと。バスの運転手も指差してくれた。

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バス停から1ブロック先の公園入口に到着。10:05通過。

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導入路は舗装され、周囲にはハワイには珍しい?針葉樹が!
針葉樹特有の香りを楽しみながら雨上がりの道を進む。この香りから、カリフォルニアのヨセミテバレーを思い出した。ハーフドームなどを見渡せるグレッシャーポイントという有名なViewPointまでバスで行き、そこから長男とバレーまで下った。途中、子どもの顔ほどもある大きな松ぼっくりを拾ったりした。とても、懐かしい思い出。

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公園の終点(駐車場の奥)には、野生の鶏が!

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ここから本日のWaahila Ridge Trailが始まる!10:15通過!

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すでにマノアバレーは眼下に見下ろせる高さ!

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あいかわらず赤土の道。

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尾根の道は周囲が見渡せると気分も爽快。アップダウンを繰り返しながら進む。

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マノアバレーとは反対側(東側)のパロロ(Palolo)バレー。

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尾根道特有のアップダウンを繰り返すが、細かいため、それほどキツい高低差はない。マノアバレーからも見えるゆったりとした尾根そのもの。

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陽のあたる道は御覧のように乾いているが、このところの雨で日陰はぬかるみ、かなり気をつけないと滑りそう。

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来し方を振り返ると。。。結構登っているんだ。

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登っては下り、下っては登る。今回のトレールでは、途中3名の男性グループと、1組のカップルを追い抜き、4名の韓国系(韓国語を大声で話しながら下ってきたから)のおじさま/おばさまとすれ違う。さらに、帰路では1組のカップルを追い越した。休暇だからなのか、人気があるトレールなのか。。。

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こんな木を見ると熱帯雨林のハワイなんだと感じる。でも、この根の道はとても滑るんだ!

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こんな明るい道ばかりだと良いんだけどなぁ。。。

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途中、こんなキノコを見つける。

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ワイキキが見えた!

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さらに来し方を振り返ると恐竜の背中のような尾根の先にはダイヤモンドヘッドが!

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相変わらずこんな木のトンネルをくぐる。

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本日のトレールのView Point(と勝手に決めた)にて小休止。11:00到着!
背景(足元)はワイキキ!(超小型三脚を使用)

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パノラマ写真を撮ってみた!(いつものようにクリックで拡大)

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ViewPointからさらに進むと、見覚えのある周囲の景色と看板を発見!
Kolowalu Trailとの合流地点に11:10到着。
尾根の道はここまで。コレより先は未整備のため、入るべからずと記載してある。さて、天候もいまいち。雨が降ってきそうな気配。ぬかるむ道がさらにスリップするため、早々に見覚えのある帰路へと進む。

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見覚えのある大きな木。でも、周囲にはこんなに雑草は生えていなかったけど。。。

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倒木もそのままだなぁ...管理はどこだぁ。。。

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3回目の分岐地点に11:45到着。ここまで来るとすぐにトレールは終了だぁ。

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あいかわらず、シェルターの脇には赤い花。。。

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トレールの入口は11:50通過。下ると晴れる、相変わらずの天気男?。

アパートまでの道中、シャワーのような細かい雨が降ったり止んだりしたけど、汗をかいた身には心地良い感覚。しかし、赤土だらけの靴はどうしたものか。。。帰宅したら洗わないといけないなぁ。。。

そして、アパートには12:15帰着。

日頃、アパートから見てる尾根を巡るハイキングも良いもんだと思った。

久しぶりのハンダ付けNo.1c

完成したのはニキシー(Nixie)管という、私たちの年代にはとても懐かしい(?)、数字や記号を表示するための冷陰極放電管というものを使った「時計」でした。

ニキシー管とは1954年に製造(発明は1920年頃?)が始まった、ガラス製の真空管のようなもので、数字などの形状をした複数の陰極と、1つのメッシュ状陽極から成り、内部にはネオンガスが満たされているものです。

各陰極と陽極との間に200V弱の直流電圧を印加すると陰極から電子が放出され、陰極を覆うように赤橙色のグロー放電発光が生じ、そのため暗い背景に数字などが浮かび上がるため、視認することができます。もちろん、しっかりと見ると放電していない陰極なども見えないことはありませんが、ほとんど気になりません。

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1970年代になり、電卓(電子卓上計算機)などの数字表示が、低電圧で駆動できる発光ダイオードや蛍光表示管のような7セグメント表示に取って代わり、ニキシー管の時代は終わったようです。その後、さらに低消費電力という流れから液晶表示となっていますが。。。

学生のころ、卒業研究の実験などで利用する周波数カウンタとかマルチメータなどに、このニキシー管が使われていて、メーターで計っていたような電圧などが数字で見れる!ということもあり、活用させて貰っていました。

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さて、実際に製作した時計のハンダ面(部品面?)がこれです。旧式のニキシー管は真空管のような形態をした縦型ですが、今回のKitにはこのようなスマート?な横型のものが使われています。

 

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箱に入れて、点灯させるとこんな具合です。
試しに12時34分に設定してみました。

オレンジ色の放電によって数字が浮かび上がります。陰極が前後という物理的配置なので数字によって奥行きが異なるのが良く解りますよね。
放電によって輝いているため、放電していない数字の電極(細い)は、それほど気になりません。

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我がデジタルな音響セットと並べてみると、表示はデジタルなんだけど、なんとなくアナログ的な雰囲気を醸し出していると感じるのは私だけでしょうか。。。

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そして、今回の主力工具は、長年愛用しているANTEXのハンダごて(15W)と0.5mmφのハンダです。微小な小手先があったからこそ、44pinSMDが問題なく、ハンダづけできたのだと思います。
まあ、コレ以外には小型ニッパとラジオペンチ、紙ばさみ、ドライバ、ワイヤーストリッパ、程度です。

さてさて、この時計には見落としがちな大きな欠点があります。

簡単な電源回路を採用しているため、アメリカの電源(電圧&周波数)でなければ動きません。放電させるための電圧と、時計のための周波数です。どちらも時計という機能には必要なのものですから。。。

もちろん、それを理解した上で作っています。3月末には私の置き土産となることでしょう。。。

そして、このNixie Clock Kitの存在を紹介してくれた古い友人に感謝。

数字がアナログ的に切り替わる動画を追加しました(2007/12/19夜)↓

久しぶりのハンダ付けNo.1b

昨日に引き続き、仕事後の休息時間(?)に工作をする。

44pinSMDのハンダ付けは、本当に見えなくなってしまった自分の視力に唖然とした。
まあ、適切な照明も無いし、虫眼鏡もないので、とりあえず勘でやったけど。。。

今日はさてどんな内容かと思ったら、ほとんど終了に近いことが判明!

で、ささっと残りのマイクロコントローラ(PIC16F688)のソケットやら電解コンデンサー、ヒューズなどをハンダ付け。

その後、スイッチ類もハンダ付け。

そして、ある重要な部品を4つ、ハンダ付け。

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ほぼ完成状態の基板(ハンダ面)

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マイクロコントローラは昔いろいろと使っていたPIC

そして、マニュアルに注意書きがしてある「高電圧注意」の内容を良く読みながら、最終的なチェックをする。

そして、基板むき出しのまま(高電圧注意!)電源をつなぎ、いざテスト!

(いつも、この瞬間、緊張するんだなぁ。。。心地良い緊張だけど。。。)

・・・

呆気なく完了。動いてしまった。。。

44pinSMDが心配だったけど。。。

 

完成したものは次回〜!

(しかし、クリスマス休暇のための余暇だったのに2日で完了してしまったか。。。)

久しぶりのハンダ付けNo.1a

その小さな箱はある日、コネチカット州からハワイの我が仮の住まいに郵送されてきた。
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この小さな段ボール箱の中には丁寧に小分けに包まれている小さな部品と、プリント基板、電線、ケース、説明書などが詰まっていた。

クリスマス休暇(12/17〜12/25)に、我がオフィスは床のワックスがけをするということで、お掃除のオバチャンの邪魔になってはいけないと思い、仕事のほとんどを仮の住いに持ち帰って来た。

まあ、それはそれで四六時中仕事をするのも能がないと思い、友人から紹介されたあるものを作る事にした。つまり、電子工作なのである。インターネットで検索すると結構あるもんだ。。。まあ、最初はそれほど大変ではなさそうで、かつ安い物を注文した。

そのあるものが、最終的には段ボール箱の左下にあるアルミ製のケースに収まるものとなるのだが。。。

まあ、本日からスタートした自宅での仕事を夕方には終えて、それからの数十分程度をこの工作に充てることにした。つまり、今日からスタートしてみた!

まずは説明書(バラバラの印刷したものだったので、まずはホチキスで止める)を読むことから始める。もちろん、英語なのだがかなり丁寧に、解り易く書かれているし、また専門的な回路図などもあり(もちろん、難しい人、あるいは読みたくない人は飛ばしても良いと書かれてあった)、しっかりとした説明書だと関心した。

最初はもっとも大変そうな面実装(44pinSMD)のドライバーチップのハンダ付けなのである。

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本日分のハンダ付け。44pin1個、抵抗が12本、コンデンサが4個、ダイオード類が4本。なんだか休暇中というよりも数日でできてしまいそうな気配。。。

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難関の44pinがしっかりとハンダ付けされているかどうか、老眼の私の視力ではなかなか判断できません。(;_;)

動いてくれるかな。。。