Hanauma Bayの環境保護

ハワイ(オアフ島)のガイドブックには必ず載っているHanauma bay(ハナウマ湾)に行って来た。熱帯魚が多く泳ぐ透明度の高い珊瑚礁の湾であることから、シュノーケリングスポットとして有名らしい。

“Hanauma bayはなぜ透明度が高いのか”

それは環境(自然)を保護しているため。環境を保護するためにはヒトを入れさせないことである。ヒトはその存在で自然を破壊する。ヒトは様々な物を持ち込む。ヒトは様々な物を捨てて行く。ヒトは火を焚き、寝床を作る為に様々な物を破壊する。

“Hanauma bayにおける入場規制”

Hanauma bayでは毎週火曜日が閉鎖日。バスも休止。ゲートは閉鎖。

Hanauma bayとは、元々火山の噴火口(クレータ)が潮(海水)による浸食により、火口が水没して出来た湾であるため、陸から湾(砂浜)に行く為には外輪山から急な坂を下らなければならない。そのため、バス停や駐車場は山頂近くにあり、容易に入場規制ができる。

Hanauma bayに入場するためには入場料($5)が必要(私のようなカマアイナ=居住者は無料になる)であり、山頂近くでチケットを購入しなけらばならない。

Hanauma bayに入場する前に自然保護のためのビデオ(約10分間)を鑑賞しなければならない。20分間隔(混雑時)に150名程度しか鑑賞できない。

Hanauma bayの自然保護ビデオでは、湾内でしてはならないこと(喫煙、飲酒、生物への接触、携帯電話、つり、バーベキューなど)をしっかりと説明している(英語以外の言語レシーバあり)。喫煙はゲート=外輪山の上まで登ってからでなければならない。

日本でも知床半島や尾瀬が原などにおける自然保護があり、我々にとってはそれほど違和感はない。しかし、観光地における自然保護が難しいということはなんとなく理解できていたのだが、ヒトを入れてしまうことによる自然へのダメージは計り知れないのだ。

さて、能書きはこれまで。実際のHanauma bayにももちろんThe Busで行く。Waikiki始発のNo.22に始発停留所から乗る。これはガイドブックにも記載してある通り、この路線はHanauma bayへ行くお客のためにいつも混む。座るためには始発から乗車するのが鉄則。

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9:00発のNo.22に乗車。
家族連れ4〜5組が乗車。なんだ、そんなに混んでいないじゃない?と思うのもつかの間。Oahu通り(Waikiki)のバス停3つ目あたりから満車状態。それでも押し込まれかなり窮屈。途中、ダイヤモンドヘッドの脇で数家族が下車。(このバス停からヘッドの頂上まで歩くとかなり時間が掛かるだろうなぁ。。。)

通称Beach Busと言われるこのNo.22に約45分乗ると目的地の展望台バス停。

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クレータが浸食され、火口底が水没したということが良く解る。(クリックで拡大)

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朝10:00のHanauma bay。曇りのため、あまり泳いでいる人はいないし、空いているじゃん!

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展望台からHanauma bayを眺める観光客。

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ビデオを見せるシアターも御覧の様な景観に配慮した?入口。10:15入場開始。

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ビデオ鑑賞の後、長い下り坂をぞろぞろと150名程度の行列が下って行く。さすがに浜の人も増えて来た。

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天気も良くなりつつあるけど、まだ海の中は寒そうな雰囲気。

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浜の東側/左手(岩礁)へ歩いて行ってみると。。。

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干潮でところどころに潮溜まりがあるので、覗いてみると。。。

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ウニが居たりする。しかし、触れては行けない。

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進入禁止の所まで行き、振り返るとHanauma bay西側が見える。(クリックで拡大)

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一旦中央部に戻り、反対側(西側)へ。
せっかく砂浜に来たのだからと靴を脱いで砂浜を歩いてみる。日が射して来た!

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外輪山も綺麗な緑色になっている。

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細かい砂の浜には沢山の人。すこし離れると荒い砂になるけれど人は少ない。

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浜辺のオアシス=日陰もある。しかし、この木は塩害に強いのだろうね。浜辺の波打ち際に生息している。

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西側の限界地点まで到達。これでHanauma bayを制覇!

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Hanauma bay東側を遠望。(クリックで拡大)

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砂浜での記念写真!

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天気もばっちり。帽子をもってきて良かった!

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どんどんと人が増えてきた。正面の坂にも下ってくる人の行列。天気も良いからしかたないなぁ。。。湘南海岸(江ノ島)のような感じ。

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滞在時間1.5時間程度。人も増えて来たので帰ることにする。登り坂から見るHanauma bayはオーシャンブルーの綺麗な色をしていた。この状況であれば私でもシュノーケリングをしたくなる。また、いつか来る時には足ひれと水中眼鏡をもって来よう!

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湾になっているもののオアフ島東端に位置するため波もかなり入ってくる。波があるから自然の浄化作用があり、綺麗なのかもしれない。

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有料のシャトルもあるけど「貧乏ツアー」のため徒歩で!

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明け方に雨が降っていた事が嘘の様ないい天気。やはり、帰る頃に天気が良くなるのは私の特徴なんだ。

"The Bus" Route

(1) E.Manoa Rd. + Huapala St.
        <No.6>
(2) University Ave. + Metcalf St.
(3) University Ave. + Metcalf St.
        <No.4>
(4) Kuhio Ave. + Namahana St.
(5) Kuhio Ave. + Namahana St.
        <No.22>
(6) Hanauma Bay + Parking Lot

4 comments

  1. 砂浜での記念写真がなかなかよいね ^-^

    花馬かぁ...ルーツは盛岡のチャグチャグ馬コだな(意味不明).

  2. た さん>

    ハワイ語って日本語的な発音が多いのでなんとなく漢字変換してしまいますね。
    Hanauma=花馬、鼻馬。。。でも、意味的には「曲がった湾」なんだそうな。

    ハワイ語のこんなサイトがありました↓
    http://www.malihini.net/info/words/001abc/

  3. >ハワイ語のこんなサイトがありました

    へぇ,おもしろいね.
    ムー大陸の想い出が蘇るなあ (おい...)

    文法はどうなのかな?

  4. た さん>

    >文法はどうなのかな?

    そこまでは調べていないのですよ。。。でも、会話文を見ると複雑ですね。。。語学が不得意な私にはとても理解できないなぁ。。。

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